突然の相続で賃貸オーナーに①

今回は突然の相続でマンション2部屋のオーナーになってしまったT様のストーリーです。

愛犬Rくんのお散歩で時々マスターアートの前を通っていたというT様、「ピンときて」扉をたたいて下さいました。

ひそかに布看板がリニューアルしておりました

T様はお身内の急逝により、お持ちだった2部屋のマンションの相続人になられました。お声がけ頂いたのは、その手続きとお部屋の片づけ問題に追われ、身も心もお疲れの頃…
我々も少しでもそのご負担を軽くすべく、お手伝いをさせて頂きました。

まずは2つのお部屋を見せて頂きました。

ひとつは私鉄の駅から徒歩8分、築50年のマンションで面積は60㎡弱。
外観はメンテナンスがされて古さを感じさせず、色々な年代の方が暮らす健全なマンションであることが感じられます。エントランスの風情、管理人さん、ご入居されている方々などを見ると大体雰囲気で分かるものです。

さらにスーパーも近く、人気の銭湯が目の前という好立地!サウナラバーズと銭湯ラバーがいるマスターアートの物件評価が通常より高いのは言うまでもありません。

お部屋の中は当初からほぼ手つかずの状態でしたが、そんなお部屋こそ生まれ変わった時に見違えるもの!とても可能性を感じるお部屋でした。

 

一方もう一部屋は中央線の人気の駅から徒歩5分、築55年の25㎡。同じく最上階で立地は申し分ない物件だったのですが…


いつになるか分からない建て替えの可能性があり、かといって簡便なリフォームで済ませるには水回りの老朽化が危険な状態。さらに、あとから増築したような造りでなぜか各種メーターが室内に…。

こういったイレギュラーさが維持する際にネックになる事を我々はよく知っています。
もちろん全て新しくすれば安心な物件になりますが、そのために大きなコストをかける価値があるかと言われるとYESとお答え出来ない物件でした。

こういった悩ましい判断には時間もかかるもの。
T様も息子さん方とよく話し合い、多方面からお話も聞き、最終的にこちらのマンションは手放すことを決断されたのでした。
気がかりな持ち物がないことで心配がなくなる、気持ちが軽くなる、それも大きな価値だと思います。

T様のご家族にはこちらのマンションに住む方がいないため、前述のマンションを賃貸物件に生まれ変わらせることが今回のミッションに。

さて、どんな風に生まれ変わったかはまた次回をお楽しみに!

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