How To 仮住まいしてのリフォーム工事

前回はN様邸の住みながらのリフォーム工事について書きましたが、今回は仮住まいしての工事について、S様邸を例にお伝えしたいと思います。

数年前に工事をさせていただいたS様邸は、N様邸と同じマンション。同じようにご夫婦2人暮らしのお宅です。

工事の内容も、全体的な内装交換、トイレの交換、一部の間仕切り変更、と同じくらいのボリュームでした。お打合せでそれぞれのメリット・デメリットをお話して、仮住まいを選んで頂いたのでした。

ちなみに工期はどのくらいだったか見返してみたところ…約2週間、実働8日間の工事。水曜日から翌週の金曜日までの工事でした。工期はN様邸の約半分だったことになりますね。

それでは同じようにどんな流れになるのか見てみましょう~!

 

準備編

まずは仮住まいを探します。ご家族構成にもよりますが、たとえばファミリーなら短期貸家。お2人までならワンルームタイプのウィークリーマンションが多く出回っています。お客さまが自ら探される場合と、私たちが候補をお探しすることもあります。

その他、ご実家に身を寄せられたり、「同じマンションで空いているお部屋を個人的に貸してもらえた」なんてこともありましたので、ご近所さんにリサーチしてみるのも手です。

仮住まいは今の家の近くを選ばれる方が多いですが、職場の近くや、あえて一度住んでみたかった街で探される方も。ご近所だと買い物ついでにポストをチェックできたり、週末に工事を見に来やすいというメリットがあります。どちらもいいですよね!

さて、仮住まい探しと平行して『引越しの準備』です。コンテナ(預け料)無料の引越業者さんをご紹介しています。 荷物は ①仮住まいに持っていくもの と、②コンテナに預けるもの  に分けて頂きます。ご自身で荷造りするのは大変!という場合は、荷造りの手伝いサービスもありますよ。

ちなみに工事しない収納内や、ピアノなど移動が大変な家財は残しておいて頂いて大丈夫です。養生をして工事を進めることが出来ます。

S様は職場がご自宅の近くだったこともあり、近くのウィークリーマンションを選ばれました。

 

工事がスタート!

お住まいがほぼ空になりましたので、次々と色々な職方さんが入り、工事を進めて参ります。

日々の養生の手間がかからないことや、同じ職方さんが2回ずつ来ることがないので、進みは速いです。

S様には小さなお部屋暮らしでご不便をおかけしますが、音やホコリ、他人が出入りする煩わしさがなくお過ごし頂けます。毎日片付けてはおりますが、ご自宅はしばし「工事現場」。工事の途中に見に来られる場合は、お足元や工具に気をつけてご覧下さい!

 

工事完了!

あっという間に竣工です。お引渡し当日は「おお~こんなに変わった!」というお楽しみが待っています。どちらも工事の最後にプロのクリーニングを入れるのですが、住みながらだと工事が終わった所から使い始めていますので、「家中がぴかぴかになった場面を見られる」のは仮住まいならではです。

 

ご主人様念願の、足元が広くなったトイレです。タンクレスにして、角に手洗いをつけたのでより広く感じます

 

広く出来た秘密はここ、トイレ隣の収納を少し狭くするというウラ技でした!廊下から使う収納扉は既存のままなのでコストも最小限♪この12cmほどで日々の満足感がどんなに違うことか…

 

そのあと3年後にはキッチン交換のご依頼も頂きました!(この時はもちろん住みながらの工事でした)

 

仮住まいでの工事も多くさせて頂いていますが、「久しぶりに小さなアパート暮らしをして学生時代のようだった」「きれいになった自宅で過ごすのが楽しみで帰るのが待ち遠しかった」などの感想を頂きます。また、住みながらの工事と同じく(おそらくそれ以上に)段捨離のきっかけになるようです。

S様、改めましてその切はご協力を頂いてありがとうございました!

 

以上、仮住まいして頂いての工事の流れでした。それぞれの違い、メリットやデメリットについてイメージして頂けましたでしょうか?

次回、まとめです!

 

 

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