リフォーム工事あれやこれや

気づけば9月もあと10日を切っておりました
諸々工事は進んでいるのですが、レポートしきれず

先月末、木造戸建のお客様のトイレ改修のお仕事をご用命いただきました。
和室と同じ、柱が見えている「真壁造り」で壁の下の方にタイルがあしらわれている、数十年前によくあったお手洗いです。
当初の便器は隅付けタンク。
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床のタイルも、繊維壁も、なんとも懐かしいテイストですね。
なにしろ和な空間です。

さて、トイレは日に何度も使う空間。
リフォームは時間との勝負です。
壁を解体して洋室の「大壁造り」に作り直していると、狭い部屋ながら大工工事だけで数日かかってしまいます。
このお宅にはトイレがひとつだけですので、いただける工期は最大でも二日間・・・。
既存の壁も床も残しつつ、きれいなトイレに生まれ変わらせる方法を考えます。
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壁はタイル部分を残し、繊維壁の上からベニヤを張ることに。極力狭くしたくないので。
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床はタイルの目地を下地調整材で埋めてフラットに。
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内装屋さんに壁と天井のクロス、床のクッションフロアシートを張ってもらったら、
設備屋さんに便器の取付をしてもらいます。
タンクの給水配管位置を変えなくても(配管をやり替えるということは壁を壊すことになって大がかりなので)交換可能な便器セットを機種選定時に選びます。
隅付けタンクからの交換には写真の専用部材が必要です。
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途中、電気屋さんにも来てもらって、ウォシュレット用のコンセントや、老朽化していた換気扇も交換。
露出していた配線も壁の中に隠蔽してもらってスッキリ。
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ベニヤを張っても部屋の四隅にわずかに残る柱は白くペイントして完成!!
このひと手間が空間の印象をガラリと変えるのです!
小さな部屋に、二日で4業種の職人が入り、和調から明るく清潔感あふれるトイレ空間に変身しました

設備屋さんによれば、既存便器を取り外したとき、
「よく今まで水漏れしていなかったな・・・」という状態だったそうです。
これで安心。

進行中のマンションリフォームについては、またあらためてご報告します!

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