子供室と家族のワークコーナーが実現!

5月にはじめてご夫妻でご来店されたO様のご相談内容は、ふたりの息子さんそれぞれに個室を与えたいということと、築20年を超えてだいぶ傷んできたフローリングをどうにかしたいということがメインでした。

これでは靴下も引っかかりそう・・・

ドアの下の見切りもこの通り、剥げてきています。

来春から中学生になるお兄ちゃんは弟君ともとっても仲良しで、これまでは2段ベッドでひとつのお部屋を使っていました。
ほんとうは兄弟ずっと同じ部屋でもいいというくらいのお兄ちゃんでしたが、やはり中学進学に向けて、自分の個室を・・・とご両親がご決断。

ご提案させていただいたプランは、リビングに食い込んだ形に隣接している開けた和室を縮小して洋室化し、そこをお兄ちゃんのお部屋にして、広がったリビング側には、広い間口のカウンターデスクを設置したワークコーナーを新設するもの。

角部屋なので窓もあり、過ごしやすそうな和室ですが、和室のままでは子供部屋として使いにくいですよね。
それにリビングとつながっていては、プライバシーも守られません・・・

計画段階でのCGパースはこちら↓

リビング空間を広げつつ、隣の部屋と仕切り、誰でも使えるデスクカウンターを設ければ、お母さんに隣に座ってもらって宿題をやったり、ご飯の時間が来てもテーブルを片付けずに済みます。
また、ご両親様もおうちでこなすべきお仕事が多いとのことで、ここはご家族にとって大活躍のワークコーナーになること間違いなし!

施工希望時期は夏休み、ご家族はみな、ご両親のご実家に身を寄せて、家財は手を入れないお部屋にギュギュっと詰め込んで、リフォーム工事がスタートしました。

工事は和室を解体したり、床材を撤去することから始まります。

かわいいメッセージに着工から気合が入ります!

直貼りの防音フローリングなので、はがすのも一苦労です。

大工さんが間仕切りを立てていきます。

新しくできたお兄ちゃんのお部屋は、コンパクトながら居心地も良さそう。
ご自身で選んだ壁紙は、デスク前と収納部とで張り分けて男前な雰囲気です。

いずれお子さんが独立したら、この部屋は納戸として機能するように収納には扉をつけず、シンプルに仕上げました。

↓こちらがリビングに登場したワークコーナーです

ご主人様のご希望で左端の吊戸棚の中には、通信機器類のための配線が来ています。
ここにルーターなどを収めれば、見た目もスッキリ!!

袖壁には、アクセントにもなる格子をつけました。

個人的には、リビングドアのレバーハンドルがこの袖壁をかわし、90度開くようにしたことがポイントだったりします。
風通しがよいお住まい、リビングのドアを開放しておくことも多いと思うのですが、ドアがしゃきっと90度開いていたら気持ちいいだろうな~という妙なこだわり・・・

玄関収納も新しくして収納力アップ!
姿見もつけたので、なんとなく広く感じられます。

O様ご家族様が、リニューアルされたこのお住まいで、ウキウキしながら日々を過ごされることを期待しています!
ちなみにDIYがお得意なご夫妻は、弟君のお部屋(元の子供室)に自ら手を入れ、床や壁紙を張っておられました。
拝見したらとても立派な出来栄えでオドロキ・・!!!
兄弟に同じようにしてあげたいというお気持ち・・・頭が下がります。
今後もカスタマイズしながら我が家を快適に、大切に住まわれることと思います。
O様、お世話になり、ありがとうございました!

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