家に絵画(アート)のある生活

10月ですね!

芸術の秋…とはいえ美術館に気軽に行けない今、「家に絵画のある生活」って良いものですよね。

マスターアートのお客様も、素敵に絵を飾られているお宅がたくさんあります。一方で「どう飾ったらいいか分からない」「飾る場所がなくて仕舞ったまま」というお声もお聞ききします。

そこで家に絵を飾るポイントについてお伝えしたいと思います!

 

玄関に

まずは絵を飾る場所の定番、玄関。

入った正面やシューズボックスの上などが多いです。

玄関は床材(タタキと廊下)、壁、シューズボックス、と意外と素材や色の要素が多い場所です。飾りたい絵から逆算して色を決めてもいいですね。練馬区のI様邸では正面に貼ったタイル(エコカラット)の部分にピクチャーレールを仕込み、絵を替えやすいようにしています。

ピクチャーレールとはこちら。壁と天井の境に目立たないようにレールを設置して、フックで絵を掛けます。

フックを増減したり、ワイヤーの長さで高さが変えられるので、複数飾ったり、季節によって変えたい場合はこちらがおすすめ。これならタイルや珪藻土などの釘を打てない壁でも絵を飾ることが出来ます。

 

照明の当て方でドラマチックな見せ方にも。

この場所にこの大きさの絵を飾る、と決まっている場合は壁に直接フックを付けます。

最近は画鋲のような細い釘で留めるフックが市販されています。まずまず強度もあって、跡が残りにくいのでビニールクロスや石膏ボード下地の壁でも気軽に絵を掛けられます。

位置や高さは「ここ!」という感覚が大事なので、実際に見て頂きながら決めることが多いです。

 

 

リビングに

世田谷のI様邸はご自身で選ばれたファブリックを3つパネルにして。ぐっと空間がお洒落に。

こちらは港区のI様邸。壁の分量とのバランス、オットマンとの色合わせが絶妙です!

A様邸は絵画ではなくオーナメントを飾られました。物語が感じられますね。

壁に掛けずラフに床に立てかけるのも素敵です。

 

季節に応じて手作りのものやお子様の作品など飾るのが上手なS様は、リビングから見える珪藻土の壁にピクチャーレールで。この時は5月だったので節句の飾りと掛け軸でした。

 

 

廊下に

廊下は小ぶりな絵を飾るのに適しています。

幅が狭くあまり離れて見られない空間なので、小さな絵をいくつか飾るのも可愛いものです。通るのに邪魔にならない厚みの額を選んで下さいね。

 

 

トイレに

同じく至近距離で眺めることになるのがおトイレ(こちらは鏡ですが)。

 

 

個室に

当たり前のことですが、絵を飾るには「壁」が必要。でも、窓・ドア・家具に場所を取られて、純粋な「壁」って実は意外と少ないのです。ですので、低い家具の上というのも絵が飾れるポイントのひとつ。

ベッド脇には防災を考えて軽い絵画を選んでくださいね。

 

さいごにこちら。絵より先に目が行ってしまう壁の主役

 

買ったものでなくても、雑誌から切り抜いた素敵な写真を額に入れてみたり、お子様の絵を飾るのもアートです!

部屋に変化が欲しいなと思ったら、壁を飾ってみてはいかがでしょうか?

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