「専用」
会社のPCには色々なところからメルマガが届きます。
いつもならサラッと削除してしまいますが、ちょっと目に止まった一文がありました。
デジタルステージの平野氏のipad発表への一文
↓
・・・なんでかというと、これはね、ドラえもんの「ひみつ道具」を具現化したものだと思うから。僕はちょくちょくセミナーとかでドラえもんの話をするんですけど、彼が出す道具って全部「専用機」なんですね。汎用じゃない。「どこでも行ける、どこでもドア」とか「空を飛べる、タケコプター」とか、そういうことです。パソコンのような「なんでもできそうでなんでもできない」ものではなく、「それをやるためにある機械」だからこそ、そこに夢が溢れているんだと思うんです。
ipadの話しは置いといて、「専用」・・・
まさに今の時代に求められているニーズだと感じます。
ボク達の仕事も「あなた専用の空間」を創ること。
話は変わりますが、ボクもお正月にSONYのウォークマンを買いました。
通勤時に音楽を聴きたいなってことで、はじめはipodを買うつもりでコジマへ行きました。
いやぁ~ipodってすごいですね~。
音楽はもちろん歌詞も出るし、写真や動画も撮れるし、でこのプライス!?
でも・・・ふと考えると「こんなに機能が必要?」と思ってしまいました。
で、最終的に選んだのが「音楽を聴く専用」のこの機種になった訳です。
液晶パネルがないので選曲しづらいといった事はありますが、うっとおしいケーブルもなく
いまでは手放せないお出掛けのお供となりました。
いまやリノベーション会社では当たり前に「あなたのオリジナル空間を創ります」って謳ってますけど
本当にその人にとってお気に入りの快適な空間を創るのって簡単にできる事じゃないと思うんです。
価値観、生活スタイルやリズム、どんな趣味を持ち、家族構成や将来への展望、そして予算。
そういった意味では「リノベーション済み物件」って「あなた専用の空間」ではないですね。
安易に考えられた「汎用の空間」ではなく、真にお客様の事を思い描きながら創られる空間が
「あなた専用の空間」となり、それが充実したライフスタイルになっていくのではないでしょうか?
リノベーション・マンションリフォームのマスターアート リノスタイル社長日記