古き良きモノ
知り合いの不動産屋さんからのご相談。
こちらは、旧日テレのほど近くあるお好み焼き屋さんの「文字平」さん。
「番町ハイム」というマンションの一階部分にお店があります。
今回のご相談は、管理組合からこの「文字平」さんの屋根が ”キタナイ”ので美観を損ねるから何か対策を講じてほしいとの要請があったとのこと。
銅板葺きの緑青の見事な屋根。お寺とかでよく見かけますよね。
お店のご主人と一緒に腕組みをして、屋根を見上げて
「う~ん・・・”キタナイ”のかなあ・・・」
「味わいがあるとボクも思うんですけどねえ・・・」
けっして”ピカピカ[emoji:i-189]”とは言いませんがこのお店に”風情”を与えているのは確か。
けっきょく、管理組合の要請を飲み屋根を葺き替えることにしました。
コチラは、板金職人の早川さん。
ボクと歳もおなじで気の合う職人のひとり。
彼も「勿体ないよねー」と言っていました。
だけど、これもボクたちの仕事。
確かにピカピカ[emoji:i-189]にはなるんでしょうけど、重ねてきた年輪は
また一から刻まなければなりません。
永く愛され続けられるモノを創りたいと思うこのごろです。
Daichi.M
リノベーション・マンションリフォームのマスターアート リノスタイル社長日記