家のたたずまい
いよいよ夏まっさかり。
サウナの中を歩いているような日はつらいけれど
入道雲が出ている日の爽快な暑さは気持ちいいですね!
さて。先日お引渡しを終えたKさま邸のご紹介です。
ご両親の住むマンションの別室をご購入され、リフォームされたKさま。
(ご実家も、以前マスターアートがリフォームさせて頂いたのでした。)
こちらのマンションは築年数は経っているものの、管理も良く大変人気なので、
物件がタイミング良く売りに出ていることはまれです。
そんな中Kさまがご縁あってご購入されたお部屋は、すでに内装リフォームが
完了していました。
ただ、住宅設備の要である給水・給湯といったライフラインが古いまま。
そこで今回は、新しくなった内装は生かしたままで配管の更新をし、
古い浴室と洗面室を中心に設備も交換させていただきました。
↓
↓
↓
ドア枠からはみ出ていた洗面台を浅型に交換して、造作の収納をプラス!
洗濯機置き場の上に棚も設けました。
洗面台の延長としても使っていただけるキャビネット+吊戸。
既製品で構成しなかったのは、空間をムダにしないためです。
お写真にはありませんが、一面ピンクのアクセントウォールにして
浴室とコーディネートしました。
↓
まずはお客様のリクエストで、巾木(床と壁をつなぐ立上がりの部分)を
塩ビ製から木製に変えました。
そしてお色はホワイトをご提案。
巾木と壁が一体化して、お部屋が広く見えますね。
という違いもさることながら…
お写真では分かりにくいでしょうか。
カーペットが、ピーンとしてると思いませんか?
じつはリフォーム前の状態はカーペットが波うち、足ざわりも固めでした。
今回は配管工事でカーペットをはがすため、下地にハイクッションを採用。
施工も、いつもお願いしているその道何十年の職人さん↓にかかると…
大げさではなく、お部屋に入った時の「たたずまい」が違うんです。
監督のナガサキが「やっぱうちの床屋さんうまいなあ…」とつぶやいてました。
手前みそですが、そんなふうに思える職人さんが居るのはありがたいことです。
やはりお施主さんのお顔を見て、お話をして、「この方々の住む家をつくる。」と
思ってするお仕事と、そうでないのとでは違うんじゃないかと思うのです。
ですから部分リフォームの時にも、どこかにそのお施主様らしいポイントを設けたり、
前よりもっと良くなるようにと願って工事をしています。
「買った」家に、命をふきこむような気持で…
お引渡しで喜んでいただき、我々も本当に嬉しく思います。
K様、このたびはありがとうございました。
そして今後ともどうぞよろしくお願いいたします
Naomi.A