建具のハナシ
建具とは「閉てる(たてる)具」の意味で、建築の開口部を開閉するものの総称です。
近年のマンションリノベーションのプランでは、場所にもよりますが、
開き戸よりも引き戸を選択することが増えています。
引き戸は伝統的な日本の建具として歴史もあり、場所をとらずスライドさせるだけで
簡単に部屋をつないだり区切ったりできるので、空間が限られたマンションにおいても
その良さが見直されているわけです。
当社の定額制リノベーションシステム”リノスタイル”の建具は、
パナソニック電工㈱のインテリア住宅部材カタログ、リビエに載っている内装ドアが標準仕様
となっています。
カラーもデザインも豊富で、開き戸も引き戸も折戸も、間仕切り開閉壁タイプの大型建具まで
種類もたくさん揃っています。
建具は、住空間の印象を決める重要なアイテムと言えます。
平面図を眺めながら間取りの決定をしたあと、
3Dパースなどで立体的に空間のシミュレーションをするとき、
建具の色を変更するだけで雰囲気が全然違って見えたりします。
空間の中で壁に同化させるように存在を目立たなくさせるのか、逆に
アクセントとしてデザインの決め手にしてしまうのか・・・
住まい全体のバランスを見ながら、その存在感をお客様と決めていきます。
既製の建具に気に入るものがなければ、オリジナルデザインで建具屋さんにオーダーする手
もあります。
カタチ、表面の材料、ハンドルなどの金物・・・ 細かな部分まで選択することが可能です。
趣味でステンドグラスを制作されている奥様の作品をドアにはめ込むなんてこともアリです。
ところで
来月初旬に東京ビッグサイトで建築建材展2009が開催されます。
その名のとおり、様々な建築建材が集められた見ごたえのある展示会だと思います。
一般の方も入場可能ですので(有料ではありますが)
興味のある方はお運びください。どっぷりと建材の世界に浸れること間違いなしです!
ドア関係もありそうですよ。
リノベーション・マンションリフォームのマスターアート リノスタイル社長日記