照明の『温度』
梅雨明け直後から、The 夏!!といった毎日が続いていますね。
皆さま、暑さに体は慣れてきましたでしょうか?
マスターアートでは着工ラッシュ。
先週のA様邸に引き続き、来週はK様邸が控えております。
築17年ですので、普段私たちが手掛ける中では「若手」なマンションです
とはいえ17年。
年月の流れで使いづらくなった設備を更新し、一部は間取りの変更も施します。
構造や管理のとてもしっかりしたマンションですので、ここで手を入れることにより
さらに末永く快適に暮らせる空間になるよう、息を吹き込みたいと思います!
さて、とても暑い今日この頃、気になっているのが照明の『温度感』。
触って「熱っ!」の温度ではなく、色から感じとる温度とでも言いましょうか。
ちなみに『色温度』という単位があり、K(ケルビン)という単位で表します。
人工光源=1500K や ろうそくの光=1000K などと光の色を
数値化することができます。
ここ近年照明で人気なのは電球色。
あたたかみがあって、ほっこりと落ち着いた雰囲気にしてくれて、
素敵ですよね。
わが家でも多用しているのですが…最近、あかりが熱く感じます。
こう暑いと「ほっこり」というより「さっぱり」したい!
間違って買ってしまった洗面室の昼白色のライトが、正直ちょうど良いのです。
(冬は寒々しくて不評なのですが)
おそらくこのような声があるからでしょうか、最近の照明器具では
調光(=明るさを調節できる) に加え
調色(=昼光色~昼白色~電球色とお好みの色に調節できる)機能が
増えています。
寒い時期や家族のだんらんのシーンでは電球色、
暑い時期や、新聞など細かい字を読んだり、お子さんが宿題をするなら
昼光色…などなど、シーンに合わせて変えられます。
ダウンライトはまだ調光のみで調色機能はないようですが、
シーリングライト(天井付の乳白色のカバーがついたもの)は調色タイプが
出ています。
暑さ寒さを感じたり、落ち着いたり覚醒したり…
色や光による私たち体への影響って意外とあるものですね。
照明を変える際にはご検討されてはいかがでしょうか?
Naomi.A