父の日
父の日に娘たちが春巻きを作りました。
肉春巻きのほかに、竹輪と大葉と海老のすり身のサッパリ系も・・・
ビールにぴったりの出来ばえで
夫もうれしそうに頬張っておりました。
4年前の6月に亡くなった実父は亭主関白でした。
食事も、器と料理がミスマッチだったりすると母にすぐ器を換えさせたり、
献立に文句をつけることも。
母の料理の腕は娘の私から見てもピカイチだったので
文句を言う父が許せませんでした。
あるとき「お前は天ぷらだけはまだまだだな」などと言うので、
「じゃあお父さんやってみてよ」
と言ってみたことがありました。
なぜか父はその挑発にめずらしくのったのです。
台所でウンチクを述べながら偉そうに天ぷらを揚げる父。
そして出来ばえは・・・
カラリとはほど遠いべチャッとした仕上がりに。
無言で食す父と私たち。
以後二度と台所に立つことのなかった父でした。
今もときどき母と話すエピソードです。
リノベーション・マンションリフォームのマスターアート リノスタイル社長日記