秋といえば
少しずつ湿度が下がって、もったいぶりながらも
9月が秋を運んできていますね。
秋といえば・・・
食欲・・・!!!は置いといて、
芸術・・・!!!
私は美術館に行くのが大好きです。
洋画も日本画もモダンアートも彫刻も写真もなんでもノンジャンルで好き。
洋画家で好きなのは、日本人なら、鈴木信太郎さんです。(1989年没)
実は、鈴木画伯を知ったのは、ほんの7年ほど前のことです。
7年前に私は家を建てました。
広大な敷地に・・・ではなく、広大な敷地を8つに分割したうちのひとつを購入し、
夫(建築業界人)と私の設計で小さな家を建てたのです。
着工前にお向かいのお宅にご挨拶に伺ったときに教えていただいたのです。
「そちらは画家の鈴木信太郎さんのお屋敷があった土地なんですよ」
恥ずかしながら、それがはじめて私が鈴木信太郎さんを知った瞬間でした。
この場所で、洋画家が絵を描いていたなんて・・・
美術の好きな私には、とてもうれしい縁でした。
のちにとある百貨店で、鈴木信太郎展が開催されると知り勇んで出かけました。
鈴木画伯の生涯の仕事の全貌を知るとともに、
晩年私が住んでいる土地で描かれた油絵作品にも出逢うことができたのです。
油彩のみならず、本の装丁や、商業デザインの仕事も手がけられていた鈴木信太郎さん。
こちらは東京都内にある洋菓子店のお菓子の缶です。
もったいなくて捨てられず、大切にとってあります。
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また西荻窪のフレンチと仏菓子の老舗「こけし屋」でも
画伯の絵が包装紙やマッチに使われています。
「あ~!!! あの絵ね!!!」と思われた方もいらっしゃるのでは?
鈴木信太郎さんの油絵は高価すぎてとても買えないので、
貯金すれば手が届くかもしれない版画作品を、いつの日か家に飾るのが夢です。
リノベーション・マンションリフォームのマスターアート リノスタイル社長日記