自分のための時間
こちらのスタッフブログ。。。
4人で順番で書いてはきたのですが、、、
業務が忙しくてなかなか書けないスタッフも***
なので、順番制をやめることにしました!!!
続けてイケタニ書きますっ!
(注:けしてヒマなわけではありません)
5月に入り、続々と打合せや現場着工が相次いでおります。
そんなさなか・・・
念願だった、銅版画講習会に行ってまいりました
水天宮前にある、ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション。
ヤマサ醤油の三男でもあった、銅版画家・浜口陽三の個人美術館です。
こちらで開催されている南桂子展~ノスタルジア~の企画イベントのひとつに初心者向け銅版画講習会があり、
日曜の夕方からの3時間、みっちり教わってきました。
講師はアーティストの江本創氏。
この講習会は定期的に開催されているようですが、毎回人気で申込みは抽選です。
今回はじめて申し込んで当たりました
銅版画にもいくつか技法がありますが、私が学んできたのは「メゾチント」という技法です。
7.5×12センチの銅のプレートに、目立てといって細かいギザギザをつけます
・・・が、3時間の講習でそこからだと時間が足りないとのことで、あらかじめ目立てされているプレートが配られます。
そこに用意してきた下絵を写してスクレパーという道具で絵柄をカリカリと削っていきます。
集まった参加者の方々と、ひとつのテーブルに6人ずつ、計18人が無心でカリカリ・・・
私は愛犬ノエル(生後5カ月・ビションフリーゼ♂)をモチーフにしました。
メゾチントは削った部分が白くなる版画。
簡単に言えば、黒い紙に白い線で描いているイメージ。
白いホワ毛のノエルを表現するのにぴったり
版ができたら黒い油性インクを彫ったところによく摺り込んで、寒冷紗で拭き取り、
いよいよプレス機で紙に刷ります。
講習会ではひとり5枚刷らせてくれました。
1枚刷っては仕上がり具合を見て、版を手直しするために再びカリカリ・・・
初の体験で、思い通りの出来栄えとはいきませんでしたが、
ずっとやりたかったことができて、とっても楽しかったです!
江本先生のご指導も丁寧でわかりやすく、講習が人気なのも納得です。
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションは鈴木エドワード氏設計のこぢんまりとした美術館。
静謐な空気に包まれ、ゆったりと鑑賞できます。
南桂子展についても書きたいところですが、長くなりすぎるので割愛いたします
興味のあること、やりたいことは、どんなに疲れていても夢中になってしまいますね~
日曜の晩ごはんを引きうけてくれた夫に感謝しつつ、帰路につきました
Yuka.I