リノベーションで調光調色照明を選べば暮らしのシーンが広がります
照明にもトレンドがあります。
ダウンライトの径が小さくなってきたこと、選ばれる色が電球色から温白色(電球色と蛍光色の間の色)になってきたことは肌で感じるところです。
今回は照明業界の大きなトレンドやマスターアートの事例を見て頂きたいと思います。
照明のトレンド
照明にも流行がありますが、2025年現在の照明のトレンドは「健康」と「安心」だそうです。
研究によると朝はやや青みがかった光でさわやかに目覚め、日中は白光色で活動的に、夜はリラックスしてスムーズにお休みモードに迎えるように電球色へ…
そんな自然光の周期を照明で再現することで体のリズムが整うのだそうです!
ODELICのサーカディアン照明など、時間に応じて自動で再現してくれる照明も現れています。
どの照明の色が心地良いかはお好み、年代、季節によっても変わる気がします。自分自身も以前は電球色でほっこりした雰囲気が好きでしたが、最近は電球色が暗く感じて文字を読んだりするには明るさが必要になってきました。
OEELICさんよりお借りしました
また猛暑の中ではオレンジがかった明かりが暑く感じ、青白い光の方がさっぱり爽やかに感じます。
そのせいか分かりませんが数年前から電球色と蛍光色(最近は昼白色と呼ばれることも)の間の「温白色」の照明器具ができ、採用も増えたのです。
すべてを温白色にするのも良いのですが、調光調色付きの照明ならシーンに応じて明かりの強さや色温度を変えられて便利です。
いろいろなシーンで使える調光調色つきの照明器具
マスターアートのリノベーションでは、リビングや廊下・水廻りなどのベース照明はダウンライトにすることが多いです。
ダウンライトも調光、調色付きにすることが可能です。その場合は壁についたリモコンで操作することが多いです。ご自身の携帯から操作が可能なスマート照明も選べます。
一方、寝室や子供室などは天井付けのシーリングライトで考えることが多いです。引掛けシーリングまで準備して、お好きな照明をご用意頂く場合もあります。
引掛けシーリング Panasonicさんより
最近のシーリングライトは最初からリモコンで調光調色ができる機種が多いです。
実際の見え方は?
先日お引渡しさせて頂いた渋谷区のY様邸ではLDのダウンライトを調光、調色付きにしました。実際どのような違いがあるでしょうか?
左から電球色~温白色~昼白色。今回のダウンライトはスイッチを押すたびに色温度が切り替わり、丸いダイヤルで光の強さも変える出来るタイプです。
リビングから続く寝室はシーリングライトを採用しましたが、こちらはリモコンで調光調色が可能です。
ベッドの枕元でオン・オフ出来るのでリモコンは便利ですよね。
こだわるといろいろな可能性がある照明の灯り。
食卓では食事が美味しく見えて欲しいし、足元が見えにくくて転んだりしないようにちゃんと明かるく。そんな基本を押さえた上で、どんなシーンでどんな気分で過ごしたいかをぜひイメージしてみて下さい!
朝のさっぱりした光の中で目覚めのコーヒーを飲んだり、夜の食事が終わったら照明をちょっと落として好きな映画を見たり…
暮らしがちょっとグレードアップすると思います!
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