キッチンにパントリーが欲しい!

東京も梅雨入り。

この時期にやってしまうのが、食べ物をダメにしてしまうこと。
だいたい横着して冷蔵庫に入れなかったカレーあたりでやってしまうのですが、今年は炊き込みご飯(夕飯⇒朝)でやってしまいました。
湿気って嫌ですね。皆さまもお気をつけ下さい。

 

さて、そんなこんなでキッチンの話題です。
今年の春は「ステイホーム」でしたので、一度の買い物が普段より多くなった方が多いはず。
そうなると欲しいのがパントリー(食品庫)ですよね。
本日はマスターアートの事例から様々なパントリーをご紹介したいと思います!

 

■キッチンに隣接したパントリー

 

キッチンから入る形。面積的には1帖程度でも、天井まで空間を使えると相当な収納量です。小さな空間の場合は棚の奥行きを浅くするのもおすすめ。深い棚だと奥に置いたものを忘れてしまいますが、浅ければ見渡せるので二重買いが防げます。

色使いが楽しくて元気が出そうなキッチン&パントリー!

 

短辺方向に棚を作るならこんな感じ。キッチンから直接見えにくいので、雑多なものを隠せます。あまり使わない家電やゴミ箱を並べるのもいいですね。

奥行きがある場合の収納は、種類別に100均のプラスチックBOXなどに分けて収納すると良いです。ラベルを付けてみたり、上の方なら取っ手付きのBOXを選んだり工夫してみてください。

また、パントリーの入り口にお好きなカーテンをかけてしまうのも良いです。あえて見せるパントリーにするか、舞台裏にするか。ご自身や家族が使いやすい(分かりやすい)のが一番です!

 

■キッチンに隣接したパントリー(2WAY)

パントリーから廊下などに出られるプラン。上の図で言うと廊下とダイニングの2方向から出られる、いわゆる「回遊型」のプランです。来客時や小さなお子さんのお風呂を気にしながらキッチンに立つときなど、わざわざダイニング⇒リビングを通らずスムーズに行き来が出来ます。

 

キッチンの向こうに家電収納コーナー。

その奥の通路が廊下とつながっています

 

こちらも似た間取り。

サイズがたっぷりあるため洗濯機やワインセラーも置けてしまったうらやましいパントリーです。家事の時に行ったり来たりが少ないので時短になりそうですね。

 

 

■背面収納

とはいえ間取り的にパントリーの面積が取れないことも多いもの。その場合は背面収納を有効に使いましょう!

 

 

キッチンメーカーの背面収納を使った事例。天井まで目いっぱい収納です。

一番使いやすいゾーンに普段使いの食器とよく使う家電。電子レンジの上に棚をつくってトースター置き場にしました(買い替えた場合の大きさや排気口などは考慮が必要です)。

これなら吊戸や足元部分にストック場所が作れるのでは…。

使っていないものに空間を使っていないかチェックしてみましょう!

 

 

こちらのお宅はお一人住まいなこともあり、あえて上の部分をOPENにしています。お部屋が広く見えます。

正直お掃除は必要ですが、台に上がってまで入れるモノがないならば思い切ってこの形もありです。また空間が広く見えることよりホコリの方を重視されたい場合は、たとえ中がすかすかでも収納にしてしまえば良いと思います。私たちはついモノで埋めたくなりますが、「収納の中が空いている」ことに慣れてもいいのかなと思います。

 

 

こちらの事例はキャビネットを既製品、吊戸を造作家具で造ることで、なるべくムダのない空間を目指しました。

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なぜ造作にしたかというと、梁によるデッドスペースを作りたくなかったこと、食器入れを引戸にされたいというご要望があったからです。吊戸をあえて段違いにしたり、サイズも自由に設定できます。一方キャビネットは、引き出しを造作すると高価になりがちなので既製品を使いました。色を合わせれば違和感ありませんね。

 

以上、パントリーの事例をご紹介してみました。

ちなみに私はキッチンにどうやってもストック場所が作れないので、ベッドの下に缶詰などが入っております!

何とか工夫して参りましょう。

A.

 

 

 

 

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