練馬区で間仕切り建具を入れ替える工事が進行中です
引き戸には戸の枚数で開き方のパターンがいくつかあります。
4枚引き違いの戸は、4枚のうち2枚分が開口します。戸が走るレールは2本です。
こちらのお客様は、リビングと隣り合う洋室の間仕切りとしてもともとある4枚引き違いの戸から、3枚片引きの戸に入れ替えて開口部分を広くしたいというご要望でした。
4枚の戸で間仕切られていたところに、戸1枚分は壁にして、その裏に3枚の戸が引き込まれれば、4分の3が開口となり広くお使いいただけます。
ただ、3枚の戸それぞれがレールを走るため敷居の幅は広くなります。
リビング側がフローリングで洋室側がカーペットのため、洋室側の内装をやりかえる前提で、在宅でのリフォーム工事が始まりました。
フローリングを傷つけないように丁寧に敷居を撤去していきます。
縦枠も鴨居も同じように撤去しました。
新しい枠を取り付けるための下地を作り・・・
新規の枠が入りました。新しい戸は白い木目調です。
やっぱり枠も幅広ですね。
3枚の戸が引き込まれる控え壁が出来ました。
作業スペースが限られる在宅リフォーム。
従来の戸を撤去して、新しい戸を設置するだけでしょ?とあなどるなかれ。
引き戸は枠がビシッと決まっていないと建付けが悪かったり、隙間が空いたりろくなことがありません。
しかもこういうワイドなサイズは余計にシビアです。
既存の状況に合わせつつも、きっちり納めるために、大工は細かい調整をしながら仕事を進めていきます。