練馬区築古のマンションリノベ エアコン設置を可能にするダクトの工夫
エアコンの設置はマスターアートで工事を承る事もあれば、お引渡し後にお客様の方で設置される場合もあります。
家電量販店さんなどでエアコンを購入すると、室内の本体からバルコニーなどにある室外機へダクトを通す工事までしてもらえます。ダクトは白いテープ巻きの時代もありましたが、今は「スリムダクト」という配管化粧カバーで納めることが多いです。
比較的新しいマンションでは、エアコン設置場所の付近にダクトを通すための穴(スリーブ)やコンセントが用意されているので、こうなっていれば工事は容易です。
ですが古いマンションではエアコン用の穴やコンセントが付近にない、または遠い場所にある事もしばしば。戸建住宅と違って大抵は規約により躯体壁に穴を開けるわけにはいきません。そんな時は付近の通気口の穴などを利用して、何とかエアコンを付けられるようにしています。
練馬区の築50年ほどのマンションでリノベーションさせて頂いたI様邸では、お子様の部屋を確保するために個室を増やすことになり、それに伴う間取り変更でエアコンダクトをクローゼットを経由して外に出すことにしました。
少しでもイレギュラーな施工の場合は、家電量販店で工事を受けてもらえません。そんな場合はマスターアートでエアコン設置までお任せ頂いています。
何度も角度を変えながら、最短でダクトを外部に導いています。
築年数の経っているマンションではすべての部屋にエアコン設置が計画されていない事も多いですが、暑さが厳しい昨今、お部屋にエアコンは必須になっています。
マスターアートではご希望の間取りが叶うよう、そして少しでもスマートに設置できるよう工夫しています。