唯一無二

やっと。
やっとです。やっと見つけました。
コート掛け。

二年前のブログに探してますと書いてから、ずーっと出逢わずにいましたが
今シーズンようやく出逢いました。
出逢いは偶然&突然。
母とランチした吉祥寺のイタリアン、そのお店の階上がインテリアショップだったのです。
ほんとに何気なくランチ後に立ち寄ったとき、
お店の入り口にさりげなくディスプレイされていたコート掛けにビビビッときたのです。
商品でもあるストールやバッグをぶらさげてたたずんでいたその姿。
「ああ・・・これだ・・・」と感じました。
takaranomori3.jpg
スタッフさんを探して「これ売り物ですか?」と尋ねると
「ハイ、そうですよ。チークの間伐材を利用したもので、枝ぶりそのままですからすべて一点ものになります。」とのこと。

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そのお店takaranomoriは、これまでネットでのみ販売していて、先頃晴れて吉祥寺にリアルショップをオープンした個性的なインテリアショップ。
私がひと目惚れしたコート掛けは『オランウータン・ファニチャー』というオリジナル家具で
森林監督官の父を持ち、オランウータンの住む豊かな熱帯林を守り育てるために、
チークの間伐材や端材を利用した家具を作るインドネシアの家具作家アンドラによるものだそうです。
‘木を伐採しない家具’オランウータン・ファニチャーは、素材の持つ風合いを最大限に生かすため製材することはあえてせずに枝の曲がりや節もデザインに取り入れられて、
とても味わいがあります。

店内にはシェルフやチェア、テーブルなどの他、バッグや食器、アクセサリーなどのセレクト雑貨も豊富でした。
またもうひとつの売りは、インドネシアの400年に及ぶオランダ統治時代に生み出されたヨーロッパテイストのアンティーク家具。
必要最低限のリペアを施されたチークのアンティーク家具は、カフェなどのショップオーナーにも人気だそうです。
価格もサイズもわりと手頃で、部屋のアクセントになるアイテムを見つけるのにピッタリのショップだなーと思いました。

ほら、ファッションにもあるじゃないですか・・・
「ハズシのテク」。
シンプルですっきりとした家具が多いおうちに一点、こういうラインの家具が加わると
ピシッとしたジャケットを、合わせるアイテムで着くずすのに似てお洒落度UP
・・・なのでは。

コート掛けは足元が大きく意外と玄関で場所をとるものが多いと感じていたのですが
購入したものはコンパクトで、シーズン外はさながら一本の木のような佇まい。
おもしろいな・・と思いました。
小枝(コートを掛けるとこ)もたくさんついていて使い勝手も上々です。
コート掛け2
コート掛け3

takaranomoriもうひとつの話題は、今年の夏公開になる映画「ハナミズキ」(新垣結衣主演)の美術監督さんが偶然ショップを見かけて家具を気に入ってくれ、小道具として映画の中に登場することになったこと。
目の肥えた美術監督さんも見初める家具、吉祥寺にお越しの際はぜひお店に立ち寄って触れてみてください!!
バーカウンターや、オランウータン家具に座れるカフェ(今月から)もあるんですよ。
唯一無二のお宝との出逢いが待ってるかも・・・

Yuka.I

  
リノベーション・マンションリフォームのマスターアート      リノスタイル社長日記

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