レトロアパート改修

連休が明けて一週間・・・
相変わらず気温の変化が激しい日々ですが、みなさま体調は崩されてないですか?

先週から始まった築60年のレトロなアパートの改修。
数年先には建替えが予定されているのですが、
オーナー様が海外からご帰国されるお嬢様ご一家の一時的なお住まいとして、
お手入れを弊社にご依頼くださいました。

内容は室内枠廻りや建具の塗装、クロスの張替、襖、障子の張替、
瞬間湯沸かし器やウォシュレット交換、ガステーブルの交換などなど。
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塗装屋さんから作業開始。
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部屋と廊下の間になんとも言えない欄間があります。
細竹が一本あしらわれています。

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塗装屋さんの次はクロス屋さん。
ペンキ仕上の壁の上からクロスが張られていたので
下地処理が少々大変です。
床は居室はすべて畳なので見えているのは畳の下の荒床です。

昭和30年、高度成長期の初期に建てられた、鉄筋コンクリート造4階建て(エレベーターはなし)。
当初は弁護士や官僚が住んだ高級集合住宅だったそうです。
表通りから少し引っ込んだ、緑に囲まれた場所に静かに佇んでおり、とても雰囲気があります。

中古マンションを手掛けてきた弊社でも、築60年の建物はたいへんめずらしいです。
海外暮らしの長かったご家族にとって、昭和の空気あふれる住空間は懐かしいと感じられるのか、新鮮に感じられるのか・・・
一時のお住まいであっても、クセになっちゃうかもしれませんね

Yuka.I

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