かいぼり中です
井の頭公園の池はいま、かいぼり中で水が抜かれ、池の底があらわになっており、
天日干しの真っ最中です。
昨年、公園は開園100周年を迎えました。
井の頭恩賜公園100年実行委員会が発行しているKAIBORI Newsの最新号にもあるとおり、これまでに行われた数回のかいぼりでは、ボランティアの手作業で外来種やゴミを排除したり、池の底を日光にさらすことで確実に水質が改善され、在来種が復活し、少しずつ少しずつ本来の自然を取り戻しつつあります。
木の枝越しに見えるのは井の頭弁財天↑
かいぼり中でもわずかな水辺を求めて水鳥が休憩に来たりします。
ふだんお客さんを乗せて大活躍のスワンボートたちもこの機に羽根を休めています。
(一羽だけりりしい男眉のスワン君がいるのをご存じでしょうか?)
この日もボランティアの方々が腰近くまで泥に埋もれつつ、池の底をさらう作業をしていらっしゃいました。
空気が冷たいので厳しい作業だと思います。地道な努力に頭が下がります。
池の周辺にはかいぼりにまつわるパネルが展示されていたりして、小学生の子供さんなどには遊びに来がてらとてもよい勉強ができてしまう状況となっております。
いつもと違う井の頭池の姿を見に来ませんか。
3月上旬には水が戻される予定のようです。
Yuka.I