練馬区リノベ アウトセットドアの吊りレールを天井埋め込みに
練馬区のI様邸では、入口に引戸を多用されました。引戸は開閉時に人や物にぶつかることもなく、開け放しも邪魔にならないのでマンションリノベーションでおすすめです。
ですが玄関脇の洋室への入口ドアは、引戸にすることが難しい条件でした。引戸は扉の左右どちらかに扉幅の引き込みスペースが必要ですが、左側は壁、右側には折戸の玄関収納があったのです。間取り変更含めていくつかご提案した中で、今回は少しトリッキーな納まりで引戸を叶えました。
引戸の基本形は壁の厚さを半分にして引きますが、今回は引込む壁幅がないのでNG。
ならばアウトセット引戸で扉を壁の外を走らせる形があるのですが、隣の玄関収納が天井までなのでこの形では難しい。
ということでアウトセットのレールを天井に埋め込みました。ドアが開いている時は玄関収納の折戸は開けられませんが、そこは気を付けてお使い頂けるとの事。
手前の扉のレールが折戸の前に少し重なっていますね。
これならば大容量の下足入れが叶います!
スッキリ&たっぷり収納の玄関になりました!