IHコンロへの交換のコツ
春ですね
現場の近くの遊歩道。
満開の桜を見に、たくさんの人。
日本人にとってサクラが咲くって、それだけでもうお祭りなのだな…と
思ってしまいました。
今週は入学式ラッシュ。
新入生のみなさん、そして新社会人のみなさん、おめでとうございます!
さて先日、お付き合いの長いA様からのご依頼でガスコンロ&オーブンを
IHのコンロ&オーブンへ交換してきました。
工事も1日で出来ますので、朝食をガスコンロで作っても
夕飯はもうIHコンロで調理が可能
とはいえ工事については、機器を入れ替えてハイ完成!とはいかないのが
リフォームの難しいところ。
以外に知られていないポイントがいくつかあるので、ご紹介いたします。
1.アンペア数を上げる
容量に十分な空きがあるかどうかのチェックからスタート!
今回A様は、50から60にアンペア数を上げました。
マンションによってはアンペア数の上限が決まっている場合もあるので
ご注意くださいね。
2.配線を考慮する
長年のうちに、お部屋にこのような配線が這っているお宅は多いものです。
エアコンなどの容量の大きな配線が増えたとき、電話やネットの配線を
有線でつなげたとき。
我々もこのように『モール』と呼ばれるもので外観をできるだけそこなわない
ように配線を保護することはよくあります。
でも「近所の電気屋さんに頼んだときにやってもらったので…」と
お部屋やドアまわりを縦横無尽にモールが走るお宅もたまにお見かけします。
今回のA様邸はまだ築年数も浅く、ふたつの梁を越えてモールを這わすのも
忍びない。できればモール配線を使わずに美しく仕上げたい!
そんなわけで事前に調査をして配線を隠ぺいすることにしました。
以下、ちょっとした配線の旅です。
②ユニットバスの天井裏へ…
「届いた~?」
「あと少し!」 この作業は一人ではできません。
④キッチンの脇の壁まで来ました。
この壁はあとでクロス貼替えいたします。
…という手順を経て配線は完了です。
クロスの補修が発生しますので、ほかの工事もある時がベターだったり
構造によっては全て隠せるとは限らないのですが
もし配線の露出はいやだわ…とお考えでしたら、ぜひご依頼のときに
おっしゃってみてください。
お嬢様がIHを使った料理教室に通われているA様、これから新しいコンロで
腕をふるわれることと思います!
Naomi.A