こんな家で年を取りたい

シニア世代のお客様から
「上げたつもりの足が上がってなくてつまづいた」
「視界が悪くなってきたので…」
なんてお話を聞くことがあります。

見た目も若々しく、ジムに通われたりお元気そのものであっても、少しずつ変化はあるものなんですね。
どんな住まいならいつまでも快適にすごせるでしょうか。

1)安全な家
2)分かりやすい家
3)将来楽な家

子供目線で言うならば、両親の家がそうであったら安心と思える住まいです。

 

1)安全な家

まず危ないところがないこと。
よく部屋の段差のことを言われますが、もっと危ないのは意外にささやかなこと。
「カーペットがめくれていて足をひっかけてしまった」
「バルコニーに出る置石がグラグラして足をひねった」
「照明が暗くて納戸でよく足をぶつける」
こういったバリアは危ないだけで、足腰の訓練にはなりませんよね。

ふだん使いのモノは、椅子に乗らずに取れる場所に収納しておくことも大事です。

また地震がきた時に倒れたり、逃げ場をふさぐような家具はないか。

命を守るために必要な安全です。

 

2)分かりやすい家

買い置きしたものが見渡せて一目瞭然なパントリーがあったら物忘れもカバーできます。

クローゼットが整頓されていて、夏物、冬物、冠婚葬祭、とすっきり納まっていたら?
大げさな衣替えも不要だし、管理も簡単。お出かけのときにアタフタしません。

お仕事、趣味、介護、旅行、孫の世話に忙しい日々。
もし留守をするときも「○○はどこにあるんだ~?」と言われない住まいならぐっと負担がへって、アクティブになれそうです。

他の家族が自分で自分のことができるのも、分かりやすい家の特徴です。

 

3)将来楽な家

たとえば手すりが欲しくなった時、下地がなければ工事が大がかりになります。
でもクロスを貼りかえるタイミングで下地を準備しておけば、将来手すりだけをポンと付けられます。

 

配管が劣化して階下に水を出してしまった。そんな時、住みながらの配管リフォームはむずかしく、仮住まいの必要があります。あまり高齢になってからは大変ですから、できれば早めのタイミングで安心な素材に変えておくことをおすすめしています。

また物を整理しておけば、将来的に住まいを誰かに譲る時にも楽です。
それは遠い、遠い将来、引き継ぐ誰かの負担を減らすことにもなります。

 

1)安全な家
2)分かりやすい家
3)将来楽な家

 

考えてみるとシニアの家に限ったことでなく、どの年代にも共通する「居心地の良い住まい」の条件でした。

要になるのは「住まいの中のモノを整理すること」。

シニアの入り口あたりでモノや生活を整えておくとその後がとても楽で、人生をより深く、軽やかに、楽しめる気がしています!

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