トイレ、洗面台、洗濯機置場を一室に。3in1の洗面脱衣室の特徴

築年数の古いマンションは居室は広く造られていることも多いですが、水廻りはコンパクトだったりします。しかも構造壁に囲まれて広げることが出来ない場合も多々あります。

マスターアートではそんな限られたスペースに水廻りを配置するため、トイレ、洗面台、洗濯機置き場が一室になったいわゆる3in1タイプの洗面室をつくることがあります。

あまり多い例ではありませんが、その特徴を事例でご紹介します。

練馬区のS様邸

リフォーム当時に築46年だったS様邸では前の方のリフォームによりすでに3in1スタイルになっていました。ただ角の洗濯機が使いづらい上に各所の段差が大きく、終の棲家にするためのリノベーションではそれらの改善を行いました。

トイレ、洗面、洗濯機が1室に リノベーション 水廻り 練馬区

さらにこちらのマンションは、洗面脱室の入口がキッチンの奥でした。お客様に手を洗って頂く時にキッチンを通ってもらうのは気がひけるもの…そこも改善しました。

 

トイレ、洗面台、洗濯機を以前よりゆったり配置し、奥のユニットバスへの入口もバリアフリーになりました。

 

洗濯機の上には吊戸+ちょい掛けに便利なパイプを設けました。S様はお一人暮らしなので十分な広さです。

 

ちなみに洗面への入口はリビングから入れるように変更しました。鏡の左側の引っ込んだところが洗面へのドアです。構造上、どうしてもここだけ5㎝の段差が出来てしまいますが、ここもスロープを設置したことでバリアフリーが叶いました。

 

練馬区K様邸

お二人暮らしのK様邸もS様と同じマンション。同じマンションでも配管位置の違いなどにより設計が変わります。K様邸では洗面入口に背を向けるようなトイレの配置になりました。

K様邸も洗面の入口はリビング側から入れるよう配置変更。ちなみに洗面入口の引き戸を閉めるとデッドスペースを利用した本棚が現れます!

 

 

杉並区の賃貸物件

こちらは細長い洗面脱衣室。トイレの前にドアを付けて独立トイレすることも出来ましたが、広々と使って頂きたかったのであえて3in1にした事例です。

 

面積的にカップルなど少人数での暮らしが想定できたこと、細々した間取りにするよりも近隣物件との差別化につながるのではと考えました。もし気になる場合はシャワーカーテンなどで仕切って頂いても良いですし、将来ドアも造ることも可能です。おかげ様で入居者もすぐに決定しました。


この様に

◆構造壁に囲まれてスペースを広げられない場合

◆海外のバスルームのようにあえて広く見せたい場合

そんな時にこの1in3の洗面脱衣室をご提案します。

基本的には少人数のお宅や、若い世代や柔軟な住まい方に対応される方などにおすすめです。3in1スタイルにすることで間取りのバリエーションが増えるかも知れません!

 

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