子供が自立して夫婦ふたりになった住まいはどう手を入れる?
お子さんが独立して夫婦だけになったお客様からリフォーム・リノベーションのご相談をいただくことは少なくありません。
年代でいうと、50代後半から60代のお客様になるでしょうか。
3LDKの間取りのマンションですと、個室は3つ。ならばご夫婦それぞれに部屋を持つことがいい!と個人的に思います。
端的に言うと、同じ部屋では寝ない選択をするということです。
子育て中の長い期間、子供部屋を優先して、ご夫婦はせいぜい主寝室という部屋にベッドかお布団を敷いて休んでいらしたはず。
子供が独立したら、自分の部屋を持ちたい!と密かな思いを胸に秘めていたのは、ご主人様も奥様も同じではないでしょうか。
たまには実家に帰ってくるだろうから、部屋はそのままに・・・荷物も少しなら置いておいてもいいよ、そのうちに引き取ってね・・
いやいや、主が不在の空き部屋なんて、実にもったいない!お子さんの持ち物も、思い出があって処分できないもの以外は本人の承諾を得て手放しましょう!
そしてご夫婦のための住まいとして整えていきましょう!
残りの1部屋を、ゲストルームにするもよし、納戸にするもよし。老後、在宅の仕事をするならば仕事部屋にしてもよし。和室があった方がいいか、広々したワンルームのリビングがいいかは、ご夫婦のライフスタイルしだい。
将来、今の住まいをどうするかは、現時点でなかなか決めにくいものです。
それだったら、暮らすお二人がいかに快適に生活できるかに集中してプランした方が、価値あるお金の使い方と言えるのではないでしょうか。
収納を重視してご夫婦ふたりの落ち着いた住まいを手に入れた事例
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