中野区のテラスハウスにちいさな子供部屋が生まれました
RC造2階建てのお宅が長屋のように2、3戸ずつくっつき合っているテラスハウス。
過去に弊社でリノベーションをした時によちよち歩きだった娘さんが小学校中学年になって個室を作ることになりました。
家族が休む広めのベッドルームのドアを入ってすぐ、ウォークインクローゼットの前のほんの少しのスペースに机を置いて、宿題などを広げていました。これだと勉強”コーナー”であり、娘さんの学校関係の道具類も散乱しがち。
年の離れた未就学児の妹さんは、パパ・ママがお休みになる大きめのベッドで一緒に寝ていて、お姉ちゃんは下が収納になっているロフトベッドをお使いでした。
元々のウォークインクローゼット少し広げて、娘さんのためのプチ個室にすべく改装です。
小さなスペースな上に、撤去できない躯体の壁やパイプスペースもあって、居住空間にするための条件はなかなかハード。
外壁に面していないので、窓もありません。
そこでベッドルームにあるエアコンの冷気が入ってくるよう、室内窓をつけることにしました。
これまでのクローゼット消失のため、ロフトベッドがあった場所には扉なしのクローゼットを新たにつくって、少しでも衣類・雑貨などが収まるように計画。
天井にカーテンレールをつけたので、扉がなくても埃除けはできます。
個室には、コンパクトな勉強机やベッドを置けるようにプランし、小さいながらも落ち着いた子供部屋が完成しました。
ちなみに壁紙や床材は娘さんご本人によるチョイスです。
大人でもこもりたくなるような、雰囲気のある小部屋ですよね!