練馬区中古マンションリノベ 間仕切り壁の軸組みの様子
マンションという鉄筋コンクリートの建物の1室をリノベーションする際のこうした施工途中の写真を見て「柱って木じゃないんだ・・」と感じる方も少なくないかもしれませんね。
そうなんです。現代では、間仕切り壁や天井のいわゆる下地になる骨組み(軸組み)は木材を使用することはほぼありません。
見えている鋼製の柱のことを「LGS」(ライトゲージスチール/またはスタッド)と言います。
非常に軽量な材なので建物への負担が少なかったり、湿気による反りや曲がりなどの影響による狂いもなく、施工性に優れています。また、耐火性もあります。
この「LGS」で組んだ下地のことを「軽天」と呼ぶことが多いです。
切るには電動カッターを使うのでそこそこ火花が散ります。
なので加工場所には注意が必要です。
このLGSに石膏ボードや合板を張って天井や壁を造っていきます。
LGSに比べたら、石膏ボードのなんと重いこと・・・
壁はともかく、天井にボードを張るときは、大工もたいへんです。
いつも現場では大工の腕力に感服するばかりです!