練馬区のマンションでシステムキッチン設置が進んでいます
キッチンにはいくつかレイアウトのパターンがあります。
こちらのお宅は元はシンプルなI型対面キッチンでしたが、並列したキャビネットにガスコンロとシンクが別々に配置されたセパレート型のキッチンにレイアウト変更しました。
キッチンエリアの低い天井に羽目板を張ってアクセントにしているのは、この段差部分に換気ダクトが存在しているからです。
マンションの構造や築年数によりますが、キッチンの換気扇に吸われた排気は室内の天井のどこかしらを走るダクトを通って、玄関側かバルコニー側に排出されています。
この現場は廊下の天井裏を通って、玄関側に排気されていたので、廊下の幅を含む範囲で天井を低くプランしました。
また、もともとのキッチンの排水配管の位置関係から、配管の勾配を取るためにキッチンエリアの床も高くなりました。
システムキッチン設置の日はたくさんの箱が運び込まれて、開梱するとかなりのスペースを取ります。
リノベーションのようにスケルトンになった現場なら比較的広いスペースがありますが、住まいながらのキッチンリフォームでは作業スペース確保が課題になります。
キッチン設置は経験豊富な専門の職人が丁寧に進めていきます。
いまは閉鎖的ではなく、リビングダイニングとオープンにつながったキッチンがほとんどですから、キッチンが据え付けられると、そのおうちのメインキャストの姿が現れ、個性が見えてくる感じがします。