お客様ご希望のリフォーム内容マストは「配管更新」「トイレとバスルームの交換」「キッチンの床材張替え・キッチン水栓交換・ガスコンロ交換」でした。
ただ、これまでのリフォーム履歴を伺うと、
20年前にご入居後1年ほどでシステムバスの交換、
9年前にトイレ交換、現在子供室である洋室2部屋に家財道具を入れてそれ以外の空間のクロス・カーペット張替、
2,3年前に洗面台交換と洗面室の内装、
半年ほど前に給湯器交換とのことでした。

階下への漏水が心配で配管更新をご希望でしたが、このようにこれまでにところどころ手を入れてこられたため、今回はいくつか既存のまま再利用する設備や仕上げ材が出ることになります。
だって、モッタイナイですものね！
スケルトンリフォーム（リノベーション）までではない、こうしたケースも、時にはあるものです。
お客様のリフォーム履歴を伺い、今回の工事でどこまでのことにお金をかけるべきか、十分にお打合せをして内容を固めます。

大学生と高校生のふたりの息子さんが洋室2部屋をそれぞれお使いでしたが、息子さんのお部屋の収納に親御さんの物も置いているので、時々取りに入らねばならないことが負担だとお母様。

取り残されたままのカーペットを張り替えるなら、子供室を縮小して、家族で使える収納ゾーンを造りたいというプラスのご要望が出てきました。
そして在宅勤務時のワークコーナーもどこかに造れたら・・・とお父様。
なるほど！！
必須項目をクリアしつつ、今回いっしょにやった方がいい生活上の困りごと解決もプランに盛り込んで、工事の計画が固まりました。

水廻りや配管を触る工事なので、お客様は近くのご実家に仮住まいしていただくことに。
家財は今回手を入れないリビング隣の和室に詰め込んで、いよいよ施工開始です。

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