練馬区でレストパルからピュアレストEXに交換するトイレの改装をしました
以前からお付き合いのあるお客様に、トイレのリフォームのご依頼をいただきました。
もともとリノベーションできれいになっていたマンションの一戸をご購入されたので、トイレもタンクが収納部に隠されているTOTOのレストパルシリーズで構成されており、壁紙もなかなかに個性的。
レストパルの良さは、タンクが見えないので見た目がスッキリ、掃除もしやすいことでしょうか。
ただ、タンクを隠す収納部分が室内をやや狭く見せるきらいがあります。
お打ち合わせにより、新規トイレはタンクが見えてもいい、正面の壁紙を変えてアクセントにしたい、棚付きのペーパーホルダーにしたい等々のリクエストをいただきました。
トイレのリフォームは、
設備屋が既存便器を取り外して止水
↓
内装(クロス・CFシートの張替え)工事
↓
新規便器・アクセサリーの設置
と、ふたつの工種が入り、1日で完了しなければなりません。
朝いちばんにタンクを隠しているレストパルの箱を外したのですが・・・
トイレの裏側にあるメーターから飛び込んでいる給水管が、微妙に床より高いことが発覚!
過去のリノベで、こういうところを体よく隠すためにレストパルが採用されたのかも・・と思いながら頭を抱えます。
さてどうしたものか・・・
本来なら給水管は露出していても見た目のいいブレードホースなどで便器と繋ぎます。
こちらのお宅は黒い塩ビ管なので露出させては見た目がよくありません。
時間に制限がある中で外して初めてわかった現況をどう処理するか・・・
リフォームは現場での決断の連続です。
その場で調達できる材料で、できるだけスッキリとシンプルに収めたい。
せっかく今回床が広く見えるようにタンクが出ている便器セットにしたので、最小限の出っぱりで配管を隠すよう職方と打合せ。
もちろん、お客様にもご報告してご了承を得ます。
予定外の作業により、内装工事の時間が少々削られてしまいましたが、壁も床もきれいに仕上がりました。
内装が仕上がったら再び設備屋が登場し、新しい便器とタオルリングやペーパーホルダーを設置していきます。
夕方にはなんとか完了しました!
正面のブルーの壁には水彩画の額が飾られ、さっそく素敵なトイレ空間になさっていました。
トイレの交換は工事中お客様にご不自由な思いをさせるので、いつも緊張感を持って取り組みます。
信頼できる各職方のコラボによりお客様に喜んでいただけたときは、とてもホッとします。