練馬区在宅リフォーム 和室の納戸から洋室のウォークインクローゼットへ

リノベーションではない、住みながらの部分リフォームのご相談も多くいただきます。
こちらのお宅は、これまでも弊社で設備機器交換などをさせていただいており、部分リフォームを繰り返してこられたお客様です。
今回は、ご高齢のお母様の寝室を和室から洋室に改装、そこに付随する納戸の使い勝手向上がご希望でした。
ベッドの生活ですので、和室との相性はあまりよくありません。
落ち着いたベッドルームと、ウォークインクローゼットを造っていきます。

リビングから既存寝室

和室にベッド

リビングルームの隣が和室という建築当初の間取りです。
リビング境の引き戸は和室の入り口ということで、襖です。
洋室化に伴って襖紙の戸から板戸に交換して、リビング側から見ても違和感のないようにします。

納戸の中の押し入れ

納戸の中にはさらに押入れがあって、寝具を置くには深さがあっていいものの、とかく奥の方が死角になりがち。
押入れサイズの衣装ケースも扱いづらいために普段ほとんど使用しないもの置き場になっています。
ここを衣類・雑貨を収納するクローゼットにして、効率よく整理しやすく。
お客様にどんなものをどんなふうに収納したいか、必要な棚の数やハンガーパイプの量なども細かく打合せをします。

室内養生

住みながらなので、工事するゾーンはこのように養生をして大工が材料を加工できるようにし、家具もできるだけ隅に移動します。
もちろんお客様も着工日までにだいぶ断捨離に精を出されました。

解体工事

畳を撤去し、和室とリビングの間仕切りは畳分上がっていたのをバリアフリーにして、新しい引き戸を設置するための下地を造っていきます。

押入れ解体

納戸の中もがらんどうにしていきます。

もと押入れ

押入れを取っ払うと壁はこうなっています。

新たな壁下地

新規壁下地を造って・・・

クローゼットの造作

棚板・棚柱を組み立てていきます。
収納は大工が木材を加工して構築することも多いですが、今回は、パナソニックの「アイシェルフ」を採用しました。
様々な既製パーツの組み合わせで空間に合わせた収納をプランでき、棚板も木目調やホワイトからお好みのカラーを選べます。

アイシェルフ棚 アイシェルフパイプ アイシェルフ深い棚

棚がたくさんのところ、洋服を掛けるパイプのところ、布団も置ける奥行のある棚のところのあるコの字型プラン。
軽いものなら全方向にある上棚にも置けます。

ウォークイン入口

少し暗めだった和室がクロス・カーペット仕上げの明るい洋室に変身しました。

ベッドルームへの入り口

リビング側には壁なじみの良い引き戸がつきました。
ちなみにリビング側のクロスは、この面だけを張替え。似寄りのクロスを選びましたが、一面だけ色を変えてアクセントにしてもいいと思います。

新規ベッドルーム

カーテンも新調され、ベッドの似合う寝室に。
納戸からウォークインクローゼットになり、物の住所が決まったことで整理収納がしやすくなりましたね。

施工後クローゼット 寝具置き場 ウォークインクローゼット

お客様も仕上がるのを楽しみに、毎日辛抱強く住みながらの工事を乗り切ってくださいました。
お母様の素敵なベッドルームが完成して娘さんも笑顔になったリフォームです。

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