今回のリフォームでは、2部屋を３部屋にして床面積が狭くなった分、高さ方向に収納を増やすという技を随所に用いました。
お子さんたちの衣類は、天井近くにつけたハンガーパイプに掛けて収納します。

高いところにあるパイプは服が掛けにくいは掛けにくいですが、背に腹は代えられず。
下に物を置くこともできます。

別業者さんによる過去のリフォームで、対面キッチンの開口部をアクリルパネルで閉じて出窓風にし、その下や奥の壁にはご自身で市販の収納家具をうまく置いて収納を確保していました。
隙間も見逃さず、隙間家具が入っています。

ここを今回、再構築してスッキリ見せます！

玄関収納は、表面の化粧シートがぺりぺり浮いてきた扉を新調するのと、吊戸棚下に箱を付け足して、少しでも多く靴が入るようにしました。

２部屋の時は、各室に1台ずつのエアコンが付いていましたが、外壁に新たな穴を開けられないため、お父さんの部屋と息子さんの部屋の間仕切壁に室内窓を設け、お父さんの部屋は隣室から冷気をもらうことに。

お父さんが男性にはめずらしくあまり冷房が得意でないそうで、プライバシーを保ちつつ壁上方に引き違いの窓を設置。
空調問題は居住性に関わりますから、狭小空間にする場合は頭を悩ませるところです。
狭いながらも個室ができて、お子さんたちは目を輝かせていました。
お父さんも仕事に集中できる居場所ができたので快適だそうです。

 

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