リノベーション、リフォームで最近増えたのがテレビを壁掛けにするご相談です。
ルンバなどの掃除機ロボットの普及もあり、なるべく床上に物を置きたくない方が増えた気がします。

 

練馬区のＩ様邸リノベーションでもテレビを壁掛けにしました。

テレビはどの壁にも掛けられるわけではありません。
たとえば55型なら重さが20㎏程度ありますので、強度のための壁下地が必要です。
今回は内側に下地を組み、その上にベニヤを貼りました。

約7～8㎝ほど壁が厚くなります。

 

またI様は、TVキャビネットも壁掛けにされたいとのご希望でした。配線が外に出ていてはホコリも気になるので、すべてすっきりキャビネット内に収めます。

 

その為にはテレビの背面とキャビネット背面の間に先行配管を通しておきます。

前もってキャビネットの構造を調べておき、ボックスや下地に当たらない場所にマルチコンセントを準備しておくのです。マルチコンセントとはコンセント、TVジャック、LANが一緒になったプレートです。

雑多な配線はキャビネット内に。

 

 

お手持ちのテレビに合うＴＶ掛け金物を設置し、すっきりと納まりました。

壁はふかしましたが、部屋が狭くなったようには感じられません。むしろ目線が伸びた分お部屋が広く見える効果もあります。

 

新しくなったソファでTVや映画をお楽しみ下さい！

美しく納めるには、意外に緻密な計画が必要なもの。
事前にご相談頂けるとすっきりしたリビングが叶います。