練馬区のマンションリノベでシステムバスの組み立てをしました

リノベーションの施工でいちばんに設置される設備機器はシステムバスです。
解体されてシステムバスが設置される場所が下地まで見えるようになった時点で施工業者による「現調=現場調査」をして、計画したとおりにシステムバスが入るかどうか検証し、必要な打合せをします。
設置する前に、水道屋が図面を見ながら配管を済ませておきます。
その位置出しに問題がないかも現調時に確認します。設置する前なら是正できますからね。

床パンや壁パネル、浴槽や水栓金具、換気扇など、ひとつのシステムバスを構成するアイテムはたくさんあります。
搬入されるとそこそこスペースをとるので、それらを広げる場所をあらかじめ考えておかねばなりません。

システムバスの組み立て

システムバスの壁は薄い

システムバスは規格サイズの必要設置寸法ぎりぎりまで大きなバスルームにできるように、メーカーは壁を薄く造っています。
大きくゆったりしたバスルームにしたいのは人情というもの。
そこで絡んでくるのが梁の存在です。

システムバスの梁カット部材

計画段階から、上の画像奥に見えている梁を「梁カット部材」という部材を用いて設置するプランにしています。

仕上がり後のシステムバス

このお宅の梁は10cmくらいの奥行きですが、梁カット部材を使うことで10cm広いバスルームになるならそうしたいですよね!
特に、浴槽が10cmのびて足が伸ばせるようになるならなおのこと。
梁カット部材で対応できる梁の大きさには限界があるので、バスルームまわりの梁は最初の現調で要チェックです。

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