練馬区リノベーション 両側から使えるアイデア収納を造作しました
練馬区のリノベーションで、リビングに隣接する和コーナーに収納を造りました。タタミに面して片開きの収納と引違いの収納が並んでいます。
引違い収納には服を収納します。左側はパイプと枕棚で構成したクローゼットです。
右側は棚で構成。下部にはプラケースやチェストを置く予定でサイズや幅を決めました。下着やパジャマなどハンガーに掛けないものは引出し収納が便利ですよね。
そして片開き収納。ぱっと見たところ普通の可動棚なのですが…じつは両側から使えるアイデア収納なのです!
この収納の奥行は60㎝ほどあります。服を掛けるには良いのですが、普通に生活用品を仕舞うには奥行がありすぎてかえって不便です。奥のものを出すのには手前のものを出さねばならず、持っていることさえ忘れられてゆく…
それを防ぐために、30㎝ずつで真ん中で仕切られた両面収納を計画していたのですが、アイデアウーマンのI様が、仕切りはいらないわ!と。
確かにこうする事でどちらからも出し入れ出来ますし、奥行の浅いもの、深いものの組み合わせが自在です。厳密に言えば壁の厚さ分の収納量も増えていますしね!
和室と反対側にはキッチンがあるので、キッチンで使うものを入れるのにも便利。
時折りこうしたお客様の自由な発想にハッとさせられることがあり、私たちも勉強になります。