練馬区リノベ 内装の素材の端部には見切り材を使い美しく納めます

リノベーションやリフォームで使う内装材は、ビニールクロスやフローリング、クッションフロアーやフロアータイル等、多岐に渡ります。

その異なる素材が交わるところや端部には「見切り材」と呼ばれる材が使われています。どんな素材も切りっぱなしでは見栄えも悪く、ハガレなどの原因にもなりますからね。

練馬区のリノベーション現場を見渡すとあちらこちらに見切りがたくさんありました。

 

床材と壁の間にあるのは巾木です。巾木は掃除機などが壁に当たっても壁が傷つかない保護の用途があります。
練馬区マンションリノベーション 見切り 段差

壁がL字に凹んでいるところは入隅(いりすみ)、凸んでいる角は出隅(ですみ)と呼ばれます。上はPanasonicの巾木ですが、入隅も出隅も専用の巾木カバーがあります。

 

同じフローリング同士でも、張る方向が違う場合は見切りを入れます。プラスチック製で、こんな風に溝がついた部材を仕込んでおいて…
練馬区マンションリノベーション 床見切り フローリング

 

フローリングに近い色目でTの字の形をしたカバーを上からはめ込みます。
練馬区マンションリノベーション 床見切り フローリング

 

 

床が高くなっている部分の角には、フロアータイルの厚みのコの字型の金物見切りを使いました。
練馬区マンションリノベーション 見切り 段差

 

 

壁用のパネルの際にはパネル用の見切り。今回はダイケンですが、大体そのメーカーで色の合うものが造られています。
練馬区マンションリノベーション 壁 見切り パネル

★キッチンの腰壁にダイケンのパネルを貼った事例

 

なるべくすっきりと美しく納まるよう各素材の特性や厚みに合ったものを選ぶ必要があり、現場では下地と見切りのことばかり考えているといっても過言ではないほど(私だけでしょうか)⁉住まいの中で目立つアイテムではなく、むしろ目立たなくするための物ですが、実は重要な要素なのです。

見切りだらけ!
杉並区マンションリノベーション 見切り フロアータイル

 

ただしあまり見切りにこだわりすぎるのも善し悪しだと個人的には思っています。
とてもこだわった納まりは作り手の腕が試されすぎてしまいますし、美しく納めるため時間を掛けること=コストでもあります。

材料を切りっぱなしした所を見栄え良く隠したり補強のために発達したものが見切りなので、多少の「遊び」がある納まりは住み始めてからのメンテナンスも容易であったりします。

どこにこだわりコストを掛けるか、バランスが大切ではないかと思っております。

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