練馬区マンションリノベ 現場調査は採寸や写真撮影に時間をかけます

長く空室だったマンションをリノベーションするためお問い合わせをいただき、現場調査(現調)に伺いました。今回は家具がないので、室内各所の採寸は比較的やりやすいです。

現調採寸

こちらのマンションはこれまでにもリノベーションした経験があるため、手元に図面もあり、ある程度は見えない部分がどうなっているか予測がつきます。
一方はじめてのマンションの場合は、図面が手元にない場合が多く、その場でノートに平面図をササっと描いてから寸法を書き入れていくので、プロとしての空間感が必要です。
もし可能でしたら、お部屋のお図面(不動産図面でも可)のコピーなどをご準備いただき、持ち帰り用に1部をいただけるとたいへんありがたいです。

現調では、システムバスルームの天井にある点検口を開けて換気ダクトがどうなっているかを確認したり、

バスルームの点検口

ダクト

給湯器の位置やメーカー・品番・号数・設置年などがわかるシールを確認。

給湯器も確認

キッチンや洗面化粧台は給排水の方向(壁?床?)を見たり、

洗面台の給排水の確認

トイレも現況の便器の品番を知るためにシールを撮影したりします。
設備機器は製造情報が載ったシールが貼ってあって、意外と年数が経っていても剥がれず残っているので情報を得るために撮影します。
なので、いろいろなところに貼られているシールはなるべくはがさないでくださいね。

分電盤もチェック

おもに玄関や洗面室にある分電盤もふたを開けて写真を撮ります。
こちらのお宅はわりと新しい分電盤ですが、かなり古い場合は盤ごと交換することもあるので、既存の状況を確認しておくようにします。
電気がどのような系統で分配されているか、予備の回路はあるか、専用回路は・・・など、大切な情報が満載の分電盤。

エアコンの設置年数チェック

エアコンもシールを見て製造年や能力を確認します。
エアコンはお客様が量販店でご購入+設置依頼をされるパターンもありますが、弊社のリノベーションの場合、エアコンも込みでご用命いただくことが多いです。

天井も撮らないと

どうしても目線が下を向きがちな現調ですが、天井にも目を向けて写真を撮ることを心がけています。
あと、ついつい接写しがちなので、引きの写真も撮るように気を付けます。
パソコンなどで拡大すれば見られますからね。
引きで撮れば情報も多く入った写真になります。

リノベの現調の所要時間は90分~120分くらいでしょうか・・・
漏れのないように意識していても、社に戻りプランに取り掛かると「あっ・・・あそこの寸法が欲しかった!」「見たい箇所が見切れている・・泣」なんていうことがあるものです。

あと、見どころとなりそうなリビングやキッチンなどは、Afterとの比較を想定してBeforeを撮ったりも。
「現場調査が丁寧だったのでマスターアートに決めた」というお声をいただいたこともあるので、いつでも現調は全力で行います!

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