練馬区マンションリノベ ニッチ収納でPS脇のデッドスペースを有効利用
リノベーションのプランをする際、やむなくデッドスペースが出来てしまうことがあります。
デッドスペースとは住まいの中で使えない、もしくは使いにくい空間のこと。マンションでは水回りに「PS」パイプスペースがありますが、その付近はデッドスペースが出来がちな場所です。
練馬区のI様邸では、パイプスペース脇にやむなく出来てしまうデッドスペースを有効利用してニッチ収納を作りました。
「ニッチ」とは、壁のくぼみを利用して棚にした空間で、ちょっとした飾り棚や収納として使えます。
I様は比較的物を多くお持ちでしたので、キッチンカウンターをはさんだ下部の空間も無駄にせず、ニッチ収納にしました。
ちなみにこちらの壁の反対側にも空間がありましたので、こちらはキッチンのサイドから使えるニッチに。
こちらはコンロの脇なので、火と水に強いキッチンパネルで製作しました。調味料置き場として使えるよう、オリーブオイルの瓶の高さなどを参考に棚のサイズを決めています。
ニッチはデッドスペースだけでなく、壁厚を利用して造ることも多いです。置きたいものが決まっていれば、あえて壁を少し厚くしてニッチにすることもあります。
ニッチ収納は「ここにちょこっと物を置けたら便利!」を叶えてくれる棚。使い方によっては空間のアクセントにもなる点も魅力です。