練馬区リノベ コンセントの位置や高さは暮らしをイメージして決定します
住まいを見渡すとあちこちにあるコンセントやスイッチ。マンションのリノベーションを計画する際には、暮らしをイメージしながら使いやすい位置に設計しています。
躯体壁のコンセントなどは移動出来ない場合もありますが、新規の壁なら比較的自由に場所を決める事ができます。マスターアートでは通常のコンセントは床から25㎝の高さ、スイッチは1.2mの高さに設定しています。
壁の内側には間柱と呼ばれる小柱が立てられていて、その下地材に寄せる形でコンセントやスイッチボックスを設置します。
間柱は30㎝ごとに立てられていますので、欲しい場所の近くの間柱付近に設置となります。
通常と違う高さに設置するものとしては冷蔵庫のコンセントがあり、1.8m前後の高さに設定しています。水がかかることがないよう、またホコリが溜まることで漏電の危険がないように上方に付けると言われています。
その他、キッチンや収納キャビネットなど台の上で使うコンセントもあります。こちらはキッチンで使う台上コンセント。
壁の高さがあまり取れない場所にはコンパクトなコンセントを選びます。
ミキサーやブレンダーなどのキッチン家電を使う時に便利です。
こちらはベッドを置くため、少し高い位置にコンセントが欲しいとのご依頼でした。こういった場合は移設でなく、元々あるコンセントを生かしたまま上に増設する事が多いです。約90㎝の高さに設定しました。
この様に暮らし方やお手持ちの家具を考慮してコンセントの位置を決める事は意外に大切です。すぐにコンセントが使え、延長コードが不要になる事で小さなストレスが軽減されます。ぜひ事前にご相談下さいね。