動線と居住性を改善しバリアフリーの安心わが家へ

住み慣れた我が家。
安心して永く過ごせる一人暮らしの住まいへ

あちこちにあった水回りの段差をリセット!安全で安心な間取りに

一人暮らしになられて約1年半。
S様は住み慣れた自宅のリフォームを検討されました。
「子供達の手を借りず、出来るだけ自立した暮らしを続けたい」とお話して下さったS様は70代とはいえまだとてもお若いのですが、将来をみすえて『安全で安心、そして快適な住まい』へとリノベーションすることになりました。

30年前に入居時した時から、水回りにはたくさんの段差がありました。リビングからキッチンに入るところで4㎝、そこから洗面が+13㎝、さらに浴室へは+15㎝…といった具合。そこで構造上どうしても出来る段差を1か所だけ残し、なるべくバリアフリーに。
室内にあった給湯器をベランダに移し、水回りの配管もすべて更新したので安心に暮らせます。

また玄関を入るとすぐリビングだったので、境にドアを設けました。
その他にも将来のために手すりの下地を準備したり、センサー照明や足元灯など、安心のための小さな工夫がちりばめられています。

納戸を造ることで、狭くなってもかえってリビングがスッキリ!

安全と安心を確保したら、次は快適さも追及します。

今までキッチンを通ってトイレや洗面に入っていましたが、入口をリビング側に変更。
収納面ではリビングの一角を納戸にしました。リビングは小さくなりましたが、雑多なものが見えないとスッキリ広く見えます。
またリビングと洋室には床暖房を入れて、じんわり暖か!とくに寒かった洋室には壁に断熱材を施し、窓にはインナーサッシを入れました。今までは寒くて物置になってしまっていたそうですが、快適な居場所が増えたのでは。

そして老後のくらしを考える上では予算も大切なこと。S様邸ではお子さん達からの適切な助言もあり、ベーシックな設備を選ぶことで全体のコストバランスを取っています。インパクトのある対面キッチンやアクセント壁はあえて作らず、ベーシックなインテリアに。安心して長く暮らせる住まいとなりました。



入居後もお気に入りの家具を探したり、バルコニーでお花を育てたりと日々を楽しんでいらっしゃるS様。一人暮らしにあたり具体的に制度などを調べて不安は減らし、日々の暮らしを楽しむ姿勢は私達にとっても参考になります。

リノベーション フォトギャラリー


工事データ

中古マンション+リノベーション

面積
62㎡
工事費
約800万円
工期
3ヵ月
エリア
東京都 練馬区
施工
2020年8月


リノベーションビフォーアフター

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