物件の可能性を最大限に引き出した都心の賃貸リノベ

築49年、再建築不可のマンションをリノベーション
収益率が40％以上アップしました。

賃貸物件リノベーションは物件の可能性を最大限生かして

渋谷区に建つ築49年になる35平米のマンションの1室。
オーナー様は長くお部屋を所有されていましたが、築古で再建築の難しい物件であることから売却ではなくリノベーションして収益率を上げる方法を選ばれました。

元の間取りは１DK。玄関入ってすぐのキッチン・ダイニングは光が届かず薄暗い雰囲気。
水廻りの設備も一様に古くなっていましたが、その分可能性が感じられる物件でした。

何より渋谷からも代官山からも歩け、周囲にはこだわりのレストランやショップが点在する好立地。
窓の外にはひらけた空間とグリーンが望めます。
今回は、都心にお勤めの忙しいIT企業の方やファッションに敏感な男性をイメージしてリノベーションを施しました。

見せる収納で住まい手によってカスタマイズできる部屋に

間取りは広々とした１Rにしました。玄関・水廻りとの間にドアがあるため、以前のようにいきなり生活ゾーンが見えることはありません。

キッチンは対面式に。外の景色やTVを見ながら作業が出来ます。
収納はあえてオープンとし、ショップのように見せながら仕舞う形を想定。とはいえやはり隠したい！ホコリも気になるという方のためにカーテンレールも用意しています。棚は市販のプラケースやカゴが二つ並ぶ巾にしたり、右の棚はTV置き場にもPCデスクにも出来るよう可動式にするなど、工夫をこらしています。

元はシャワーブースしかありませんでしたが、ユニットバスを入れ水廻りも申し分ない設備に。
男性の一人暮らしが想定ですから、汚れがつきにくく目立ちにくい素材をチョイスしています。

住まいの顔である玄関にはガラス入りの扉を通して光が届きます。
居室と同じくオープンの棚やコートやバックを掛けるフックも用意しました。
お部屋探しの方の目に留まるようなデザインにしつつも、住み心地の良い賃貸住宅を目指しました。

《追記》募集をかけてすぐお問い合わせが3件あり、2週間で入居者が決定。
お家賃も11万円⇒15.8万円の大幅のアップとなりました。