生活感を抑えた上質な白い住空間は開閉間仕切りでフレキシブルに

お子様が巣立ったあとのご夫婦の住まい。
清潔感あふれる明るい空間へリノベーション。

一見壁のような間仕切り戸で
生活のシーンごとに表情を変えて

今回のH様邸は、お子様が独立されご夫婦二人になった住まいを快適にしたいというご相談。

ご希望は出来るだけ空間を広く感じられるようにすること、そしてお好きな色や素材でまとめることでした。

リビングの隣はご主人様のお部屋ですが、それまでは完全な個室でお部屋の広がり感がありませんでした。

そこで大きな壁のような戸で間仕切りをする方法を採用しました。
日中奥様だけの時間は全開にして広々使い、夜は完全に閉めて個室に。半開ならプライベートの部分は隠しつつ外のグリーンを楽しむなど、生活のシーンで変えられるのが魅力です。

水廻りも一新しています。キッチンはお手持ちの家電がちょうど納まる背面収納を造り、ゴミ箱置場が確保できました。浴室はデッドスペースを見直したため、ワンサイズ大きなユニットバスが設置できました。

色、ツヤ、質感の違う いろいろな「白」で空間を構成

内装は今回のご希望だった「白」でまとめていますが、所々に濃い色を使って空間を引き締めています。

中でもこだわったのが玄関。下足入れの鏡面ホワイトと床の大理石が高級感を出しつつ、洋室へのドアをダークウッドにすることでバランスをとっています。

正面は凸凹の大きなアクセントタイルを選び、陰影を生かすために上部に間接照明を仕込んでいます。 タイルの周囲にはドアと同じダークウッドをあしらって、額の中の絵のように空間を飾ります。

また、照明もH様ならではのセレクトをされています。
最近では暖かみのある電球色が人気ですが、今回はあえて「昼白色」を選ばれました。細かな作業をするような時でも不便さを感じず、かといって昼光色ほど目にきつくない。そんな明るさが新鮮で、一歩入った時にははっとするような清潔感があふれています。

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工事データ

所有マンション+リノベーション

面積
80㎡
工事費
997万円
工期
1.5ヵ月
エリア
東京都 練馬区
施工
2013年07月


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