杉並区のヴィンテージマンションで間取りを工夫したリノベーション
サッシや玄関ドアの交換も含めたコストバランスも大事な要素でした
壊せない構造壁がある中でなるべく使いやすい水廻りに
T様邸はご夫婦+お嬢様の3人家族。環境の良さを求めて杉並区の低層のヴィンテージマンション(テラスハウス)への住み替えをされました。どのお部屋からもグリーンが見える素敵なお宅です。今回は以前マスターアートでリノベーションさせて頂いたお客様にご紹介頂き、ご縁を頂きました。
築47年で長らく手が入っていないこともあり、今回はすべてのサッシと玄関ドアをカバー工法で交換します。87㎡の内部リノベーションに加えサッシ工事もプラスされるため、コストバランスも大事な要素です。
間取り的には壊せない構造壁がある中で、いかにご希望に近い水廻りを配置するかもポイントでした。
そこで金額のバリエーションがあるサイズのユニットバスを選べるよう、間取りを工夫。二人で並んで立てる洗面化粧台も、壁厚を調整することで叶いました。
キッチンは機能とコストのバランスの良いシリーズから選定。対面にしたカウンター付きのキッチン、ゴミ箱スペースも確保したたっぷり背面収納と使い勝手も十分なキッチンです。
家族3人+新たなペットも居心地良くなるような内装と工夫
今回は新しい住まいに猫ちゃんを迎え入れたいとのご希望がありました。そこで廊下収納の下部をトイレ置き場に。水廻りに近くお手入れも楽になります。またリビングとお嬢様のお部屋のドアをペットドアに。ごはんのある所、トイレに自由にアクセスできればそこは猫ちゃんにとって快適な場所になるはず!
内装については、お客様自らサンゲツのショールームに足を運ばれて壁紙を決定されました。
T様邸は外観もレンガ造りの重厚な建物で、先述のようにしっかりと厚い構造壁が何カ所かあります。そんなお宅にはクラシカルな柄の壁紙が似合うもの。
T様もウイリアムモリスの植物柄のクロス、リビングの天井際にモールディング、カーテンボックスを採用され、内外がつながるような雰囲気にまとめられました。
収納面では今までの住まいと同等以上の収納量を確保し、各部屋には壁厚を利用した本棚を設けました。
歴史のあるマンションの一角。
自然に囲まれて人々が集い癒されるお宅に生まれ変わり、新たな歴史がスタートします。
リノベーション フォトギャラリー
工事データ
中古マンション+リノベーション
- 面積
- 87㎡
- 工事費
- 1500~1600万円
- 工期
- 3ヵ月
- エリア
- 東京都 練馬区
- 築年数(竣工当時)
- 築47年