杉並区でLIXILのリフレッシュシャワートイレの交換設置工事をしました

便器にもいろいろありまして・・・
便器+タンク+便座がもっとも一般的な組み合わせですが、貯水タンクを含む洗浄便座(TOTO/ウォシュレット、LIXIL/シャワートイレ)とタンク(手洗い付き・手洗いなし)が一体になったものがあります。

メリットは、便器全体の凸凹が少なくすっきりしているので掃除がしやすいこと。
また、コンパクトでデザインがスタイリッシュなところでしょうか。
デメリットは、一体型だけに、洗浄便座の故障の場合でも、タンクと便座部分=機能部をそっくり交換しなければならないこと。
一般的な組み合わせ便器なら、便器とタンクをそのままに洗浄便座だけ交換することが可能です。

とはいえ、各メーカーとも、故障に備えて洗浄便座一体形便器の交換用の機能部を用意してくれています。
リフレッシュシャワートイレカタログページ
〈LIXILカタログより〉

今回は、築23年の戸建て住宅で2か所のトイレの機能部の交換工事をしました。

既存機能部取り外し

このお宅の場合は、廊下からトイレまで同じフローリング材が床見切りなしで張られているので、便器も交換すると、既存便器の撤去跡が出てしまうかもしれず、できれば便器は生かしたいところでした。
メーカーに確認したところ、20年以上経っていても交換用の機能部(タンク+洗浄便座)がまだあったので最低限のリフォームが叶うことに!

残された便器部分

ここだけ古いまま残ります。
この上に新しい便座とタンクが乗っかります。

トイレ交換施工中

リモコンも交換されました。

1階トイレafter

2階トイレafter

便器を外さず内装工事もしない分、時短にもなり2か所で半日かかりませんでした。
(通常のトイレの場合は床・壁の内装工事込みで朝~夕方かかります)
洗浄便座は家電と同じ機器なので、この先10~15年後に故障したときは、さすがに対応する機能部は廃番になっているでしょう・・・
そのときには、便器ごとの交換になるというわけです。