杉並区リノベ サンゲツの柄付きの壁紙をリピートに考慮して施工しました
杉並区のT様邸では壁紙(ビニールクロス)貼りが始まっていました。
今回はリビングの一角に糊付け機を置いて作業をしています。
築50年近いこちらのマンション。一部は既存の壁を使いますので、下地処理に時間をかけます。
新しく下地を作った壁は石膏ボードの継ぎ目やビス穴を埋める程度ですが、躯体側の壁は全面パテ塗りのため、壁全体が黄色くなっています。
今回はお施主様がサンゲツのショールームに行かれて決めた、様々な色柄の壁紙を使います。リビングの壁にはグリーンや植物柄のアクセントクロス、天井には木目調を選ばれました。
通常ビニールクロスは幅約90㎝のロール状になったものを縦方向に貼ります。それを次々に並べながら貼っていきます。
廊下には白い無地のクロスを貼っています。
無地に対して柄付きのビニールクロスは柄が何センチかおきに繰り返し印刷されており、その柄の繰り返しの大きさを「リピート」と呼びます。隣に貼ったものと柄を合わせるためには多少材料のロスが発生します。
ビニールクロスのカタログには、リピートの大きさが記されています。こちらの無地のクロスはリピートがありませんので、縦も横も気にせず貼ることが出来ます。
一般的には小花のような柄のリピートは小さめ。リピートは縦だけでなく横にもあります。
大柄なビニールクロスのリピート幅は大きくなりがちです。リピートが大きい方がロスも大きいと言え、無地に比べると数量が多く必要なので注意が必要です。
*以上トキワのカタログより
とはいえアクセントクロスはお部屋の一面に使用したり、トイレや洗面などの小さな空間に使う事も多いもの。さほど気にされなくても良いと思います。
お好きな壁紙をお部屋のアクセントにして、空間を遊んでみるのも楽しいものです!