杉並区のマンションリノベ 現場での感覚を大事にした設計変更
杉並区のリノベーション。こちらのお宅は玄関を上がって右に目を向けると、個室へ向かう廊下が続いています。
その時正面に見える壁が斜めになっているのが分かるでしょうか?
ここは洗面室の外側に当たる壁です。設計時には直角だったのですが、現場で墨出し(床に壁位置を描く工程)をしてみると少し狭く感じました。このまま壁を立てると圧迫感が感じられるであろうこと、またベッドなどの大きな家具の搬入を鑑みて、部屋の角を面取りすることになりました。
実際にその場に立って感じることは意外に大事なため、こんな風に現場で急遽設計変更することもあります(そのせいで内部の収納を台形になり、お客様には仕舞い方を工夫して頂いたり、大工さんの手間も増えてしまったのですが…)。
でも、壁が斜めになったことにより動線がスムーズになって「どうぞ奥へお進みください」とでも言われているような壁になった気がしませんか?
この斜めになった部分に小さなお気に入りの絵を飾って頂いても可愛いのではないかしら…などと思っています。
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