マンションリノベ 使う場所に応じた奥行きでムダのない収納に!
リノベーションでの収納計画。マスターアートで収納を造作する時に、どの場所にどんな奥行の収納を造っているでしょうか?
今回は場所別のおすすめの棚の奥行き寸法についてご紹介します!
下駄箱
靴を収納する棚は男性の靴のサイズに合わせて30~35㎝ほどあれば良いと思います。実際、既製の下足入れの奥行きは扉や背板を含め40㎝ほどになっています。
靴は奥行というより、サンダルからブーツまで「高さ」の違いが大きいもの。そんな時は可動棚なら自由に高さを変えられます。
こちらは賃貸物件だったこともあり、あえて可動棚にせず等分の固定棚にしました。ブーツや箱入りの靴は別の場所で保管して頂ければと思います。奥行は30㎝で良いでしょう。
本棚
本は文庫本であれば奥行は10㎝程度ですが、単行本なら13㎝弱、画集のようなものだと30㎝ほどあったりします。
絵本は、雑誌は、画集は…?となると大きさも奥行もバラバラ。図書館もそうですが、ある程度スペースに空間が出来たり、小さな本が前後2列になってしまうのは仕方がない事と思います。
もし文庫本やマンガが多いなら、壁厚を利用した小さな本用の収納があっても良いかも知れません!
A4サイズが入るサイズの棚があれば、本だけでなく学校用の書類や取説類までカバーできますね。
キッチン収納
こちらのお宅はキッチン収納を全てオープンにしたので奥行き感が分かりやすいのですが、キッチンに置くものは…
深(45㎝程度)⇒電子レンジなどの家電
中(30㎝程度)⇒大皿など
浅(15㎝程度)⇒調味料やカップ、小皿など
といった感じで分類出来ます。
物の大きさに合った棚に収納することにより、モノが見渡せてストックの重複買いや賞味期限切れも防げますよ!
リビングから見えにくい場所にパントリーを配置すればゴミ箱なども置きやすいですね。
服の収納
クローゼットの奥行きは約60㎝あれば、ハンガーに掛けた服が壁に当たらず収納できます。
押入サイズの収納
布団置き場が必要なら押入サイズの収納を造ります。最小サイズなら70㎝強でも三つ折りの布団は入ります。また布団の幅は約1m。残った部分をクローゼットにする場合、前後に2本のパイプを渡すと収納量を増やす事が出来ます。
以上、用途別の収納の奥行きを見て頂きました。
使うものに見合った収納の奥行きにすることで、ムダがなく効率的に物を収納出来ます。マスターアートでは収納のご相談にも乗らせて頂いております。ぜひご相談下さいね!
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