TOKYO RENOVATION MUSEUM

先般、お客様をお連れして汐留にあるパナソニックのショールームに行きました。
少し前に1階部分をリニューアルし、TOKYOリノベーションミュージアムと銘打って、リノベーションを「見て、学び、感じて、ひらめく」場所がオープンしました。
略してTRM。
まず目に飛び込んでくるのは、マンションの1室を上からのぞけるようになっている縮尺率1/10の模型群。
職業柄、解体直後のスケルトン状態になった室内の模型に心惹かれました^^。

壁に残ったGL工法のダンゴ跡・・・一個ずつ付けたのかと思うとなかなかに泣けます。
外壁面にはしっかりグリーンの断熱材が見えますね。

玄関ドアの前には、宙ぶらりんになった分電盤も。電線の束感もリアル。
スケルトンという状態がどんな感じなのか、これを見たらよくわかります。


そのそばに、ケーススタディモデルとして、価値観別に3パターンの事例模型が展示してあります。
AFTER1:都心のSOHOリノベーション
AFTER2:4つのリビングがある家
AFTER3:一戸建てのようなガーデンのある家

次のゾーンでは、自分のテーマやこだわりがイマイチわからない人がタッチパネルで簡単な設問に答えることで、自分に合った暮らしのイメージが見つかります。
そしてリノベーションのノウハウやポイントを解説してあるゾーンを過ぎると、

リアルサイズモデルの空間展示が。
A:「家族がほどよくつながる家」
30代夫婦に子ひとりの3人家族を想定。思い思いに過ごしていても家族の気配が感じられる空間。
★和室は洋室にして夫の趣味コーナーなどに
★外装タイル張りのインナーガーデン
★リビング学習しやすいデスク
B:「趣味を楽しむ、ギャラリーの家」
50代夫婦の二人暮らしを想定。水廻りや玄関スペースも見渡せる空間に、こだわりのものがちりばめられています。
★見渡しのよい間取りで狭さを克服
★採光で玄関側や水廻りを明るく
★インナーガーデン兼マルチ土間スペース

エアコンなどもちゃんとついていて、照明計画もさすがPanasonicさん。
リアルサイズの室内に足を踏み入れれば、リノベーション後の空間を体感できます。
好みはあると思いますが、モデルルームとしての完成度は高かったです。

トレンドは変化するし、さほど長くはないスパンでこうした展示もチェンジしてゆくのかな・・・

ちょっぴり遠く感じる汐留エリアですが、機会がありましたらぜひお立ち寄りください!

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