ひとり暮らしを楽しむ家(2)事件発生!?

さて、先日お伝えしたS様邸の続き。

今回はリノベーションなので家の中をスケルトンにするところからスタートです。

 

毎度おなじみ、丁寧な養生から。

 

いつもお願いしている解体屋さんが順調に設備を外し、造作家具を壊していきます。

 

事件は床をはがした時に発覚しました。

こ、この床下は…!?

 

何という事でしょう。普通に二重床(コンクリートスラブと仕上げ床の間に空間がある)工法だと思っていた床下に、断熱材が一面吹き付けられていたのです。

発砲ウレタンを断熱で壁や天井に吹き付けてある風景は時々ありますが、床下は私は初めてでした。これは解体の工期がずれ込む可能性が出てきました。

こんな風にリフォームは新築と違って「開けて初めて分かる」ということが多々あります。こんなところに梁があったとは!排気口がこの位置にあるなんて!!…それを毎回ワタワタしつつ軌道修正し、各方面みなさまの協力で納めていくのがリフォーム、でしょうか。。。

 

今回も解体の日程を一日増やし、せっせと床から断熱材を剥離しました。8月初旬、長袖&マスクで撤去作業をしてくれた職人さんたち(最近は送風機つきの服を着てらっしゃる方多いですね!)

 

どうでしょう、この美しいスケルトン風景!

ちなみにこういったことがあると追加費用がかかるのではないか?とご心配されるかも知れませんが、マスターアートでは(少なくとも今回は)そういった事はありません。開けてびっくりではありましたが、S様に特段お伝えもせず、涼しい顔で解体が終わりましたとご報告をさせて頂きました。

 

その後は順調に工事が進みました。給排水配管を新しくし、

 

新たに床下地を組みます。リノベーションなら古い下地と新しい下地が混在しないので、歩き心地も統一されます。

 

壁を立ち上げ

 

クロス工事へ…

 

こうして無事完成したS様邸。全貌はまた次回に!

 

 

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