現地調査テクニック

どうも、ご無沙汰してます~
久しぶりの更新になってしまい申し訳ありませんm(_ _)m
ブログ辞めてしまった訳ではないのでこれからも応援よろしくお願いします。

最近、あちこちに行く機会の多い「現地調査」

今回の物件はエアカエサル渋谷。
渋谷の一等地の中古マンションです。

エルアルカサル渋谷1
右下の赤いポーチがボクのお気に入りバック
中には現地調査用道具が一杯。

「現地調査」とは、基本的には「寸法取り」
いろいろな部分の寸法を測っていきます。

マンションの場合、昔の図面が保管されている事が多いのですが
だいたいが「平面図」で、高さ寸法に関する資料が少ないので
それを調べる場合が多いです。

エルアルカサル渋谷2
それを調べる有効な手段が、ユニットバスの点検口。

エルアルカサル渋谷3
天井裏を覗くとこんな感じ
上階の排水管も見えます。

エルアルカサル渋谷4
梁に空いている通気口や配線用の穴も見えます。

お部屋の寸法も全部測って、天井裏の様子も分かって、完璧

・・・ではありません。

ここまでは、どこのリフォーム会社がやっても同じ

ここからが、と~っても難関なところ・・「推測」

現地調査では、目に見える部分を測っただけに過ぎないのです。

その結果を元に、昔の図面と照らし合わせて見えない部分を「推測」していきます。

床下の有効スペースはどれくらいあるのか?壁の構造は何なのか?などなど・・

コレによって、昔の図面自体の間違いを発見することもしばしば

「図面ではこの壁、構造躯体になってるけど実際は空洞の壁だね」とか

その逆もまた然り。

「推測」の精度で【間取り】の可否が決まると言っても過言ではありません。

間違えてしまうと後で困ります。

だから「分からない部分」は最悪の状況を想定、
つまり「動かせない」という判定になります。

「推測」は「経験」と「知識」がスベテ。

リフォーム会社によって「出来る」「出来ない」の判断が分かれるのは、
こんな側面もあるんですね。

Daichi.M

  
リノベーション・マンションリフォームのマスターアート      リノスタイル社長日記

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